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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2021年06月22日

「特定非営利活動法人活動法人HEART」さまの活動レポート(2019年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所: 徳島県徳島市

はじめに、私たちの活動をご支援くださる皆様に心から感謝をお申し上げます。
今回もいくつかある活動の内で2つほどご報告させていただきます。

1つ目は、施設近所の繁殖現場になります。繁殖現場といっても老夫婦が迷いネコがかわいそうだったからということでエサを与えたことから数頭から数十頭まで繁殖してしまったら所です。

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繁殖して猫が増えてしまった現場

シェルターからそれほど遠くないところでこのような現場がある事にとても驚きました。
現在はこれ以上頭数が増えないようにTNRをおこなっております。

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TNRのために捕獲した猫達

ただ、徳島ではTNRに協力する獣医師が少なく、なかなかTNRが進まないのが現状です。昨年(2019年)、公園でTNRに取り組んだ時に、もう少し手術の間隔を狭めることができたなら、保護しなければならない仔猫の数も少なく出来たのではないかと思います。

二つ目は、管理センターからの引き出しです。今回は、私達が多頭飼育崩壊の現場から直接保護する事は有りませんでしたが、管理センターが崩壊した現場から犬猫達を引き揚げるケースがいくつかありました。

HEART-200728-3.jpg
センターから引き出した子犬たち

徳島の管理センターは、直ぐに殺処分をする所ではありませんが、引きとられる動物が多い場合は、あふれてしまった犬猫たちが殺処分されるケースが多々あります。
そこで私達は、できるだけ管理センターの動物の数を減らし収容スペースを作るため、センターからの引き出しに重点を置くことにしました。個人のボランティアやつきあいのある団体さんにも協力を仰いで、19年度は今までで最多の犬猫達の命を殺処分から救うことが出来ました。



<ご支援くださっているみなさまへ>

私たちの活動は、正直先の見えない活動です。救っても救っても次から次に不幸な子達が現れます。ただ、不幸な犬猫たちを生み出しているのは人間で、あの子達を救えるのも人間です。皆様が、不幸な犬や猫達を無くすことを諦めない限り、私たちも活動を続けてまいります。これからも私達の活動にご理解とご支援を頂ければ幸いに存じます。名も無い命が理不尽に消されない、人と犬猫たちが共生できる優しい社会づくりのためにこれからもともに頑張りましょう。




「特定非営利活動法人活動法人HEART」
https://www.heart-tokushima.com/
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