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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2025年12月01日

「NPO法人犬と猫のためのライフボート」さまの活動レポート(2024年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:千葉県柏市

●3月には下半身不随の猫の"わるつ"が新しいご家族の元に巣立っていきました。

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わるつは元々は地域猫として可愛がられていたそうですが、ある日交通事故に遭い、千葉県動物愛護センターに収容された猫でした。骨盤と腰椎を骨折しており、腰から下はほとんど動かす事が出来ず、自力での排泄もできないため酷い膀胱炎を起こしていました。

当時は5~6時間おきの圧迫排尿が必要だったため、夜遅くまでスタッフが残ったり、家に連れて帰ったりしてお世話を頑張りました。

身体のそこかしこが痛むせいで威嚇してばかりだったわるつ。
圧迫排尿を嫌がって噛み付こうと必死になっていたわるつ。
そんなわるつですが、生活に慣れるにつれて可愛い姿を見せてくれるようになりました。

スタッフが近づいてもリラックスするようになりました。

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キャスター付きの台座に座って頑張って移動の練習をしているところ

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一緒に病気を乗り越えてきただけにスタッフの思い入れもひとしお。
寂しくないと言えば嘘になりますが、これからは優しいご家族様に見守られながら幸せな時間を過ごしてくれるんだなと思うと、とても嬉しい気持ちになった出来事でした。

●少しだけ特別なお散歩練習をしているモモちゃんをご紹介します。

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身体の大きさもさることながら、とにかく力が強いモモちゃん。
お散歩練習を始めてから日が浅く、何が怖いか、どんなものに驚くかがわかりません。

自転車などに驚いた時にグッっと引っ張る力がすっごいので、モモちゃんの癖が把握できるまでは 人とモモちゃん、両方の安全を守るために二人でリードを握ります。

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ライフボートでは犬の怖がり度やお散歩の慣れ具合、力の強さに応じて首輪、ハーネス、スリップリードを使い分けて1本~3本のリードを装着しています。
 パワフルガールのモモちゃんは首輪とハーネス、スリップリードのトリプル装備です。

ハーネスが苦手とか、リードを噛んでしまうとか、砂利が嫌いとか、車に吠えてしまうとか......
たくさんの犬がいるシェルターなので、お散歩の好みや癖も十匹十色。
それぞれと向き合って、ちゃんと把握しておかないと思わぬ事故につながってしまいます。

お外デビューが上々だったモモちゃんも、違うスタッフと行ってみたり一人でリードを持ってみたりとこれからも練習を続けます。メキメキ上達していくように応援してください!



<ご支援くださっているみなさまへ>
私たちの日々の活動は、掃除をして、ご飯をあげて、お世話をして、掃除をして、ご飯をあげて・・・と基本的には地味なことの繰り返しですが、そんな地味な日々の中でもちょっとだけ普段と違う、印象に残った出来事をご紹介させていただきました。

これからも多くの犬と猫を助けるために活動いたしますので応援をよろしくお願いいたします。



「NPO法人犬と猫のためのライフボート」
https://www.lifeboat.or.jp/
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