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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2018年09月03日

「湘南ねこの会」さまの活動レポート(2017-18後期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所: 神奈川県平塚市及びその周辺市町村 

この期間は、いつものことながら、保護猫も子猫が少ないので、大人の猫や、不妊・去勢手術が済んだくらいの月齢の猫に里親さんが決まるチャンスの時期でもあります。
今期も特に12月はたくさんの猫に、新しいお家が決まりました。
特に印象に残ったのは、ユストくん、ハコちゃん、ボクちゃんとアドリアノくんです。

ユストくんは茅ケ崎市在住の画家多田すみえさんの家へ行きました。
数年前、偶然多田さんの猫の絵の個展を覗いたのが、お付き合いのきっかけになり、去年は募金箱まで置かせていただきました。
そして、昨年末、白い猫がいたら里親になりたいとのお話があり、ユストくんをお勧めしたら、気に入っていただけました。ユストくんは真っ白でなく、頭に少し黒い模様がありましたが、さすが画家さんです、「銀色が入っているので、銀次くんという名前にしました。」と・・・
ユストくん改め銀次くんは、先住のねこちゃんとワンちゃんとも仲良くなり、すくすく成長し、6kg以上になり、でも、相変わらずおもちゃが大好きなやんちゃさんだそうです。

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先住のねこちゃんやわんちゃんと、仲良く楽しく過ごしている銀次くんです。

ユストくんのお母さんのハコちゃんは、川崎市にお住まいの若いご夫婦に気に入っていただけ、幸せに暮らしています。寒い箱根町の冬を越し、赤ちゃんを産んで育てて、とても苦労したハコちゃんですので、ずっと幸せに暮らしてほしいです。

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幸せな飼い猫になって、のびのびとしているハコちゃんです。

 ボクちゃんは海老名市で保護された大人猫です。そして、アドリアノくんは、千葉県東金市で保護された猫です。生まれた場所も違うし、違う育ち方をしてきたのに、何故か気が合ってしまいました。
仲の良い猫を2匹迎えたいという里親さんのご希望にぴったりの2匹でした。
 ちょっとビビりな2匹でしたが、それだけに、新しいお家で支え合い、励まし合って?、馴染んでいったようです。ちょっと攻撃的なところもあったボクちゃんですが、すっかり落ち着いて、穏やかになったというのも嬉しいことです。
 新しい名前が、また、素敵です。アドリアノくんはこうちゃん、ボクちゃんはふくちゃん、合わせて「幸福」です。多頭飼育崩壊寸前にレスキューされたこうちゃん、ノラ猫だったふくちゃん、幸福をつかみました。

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 すっかり安心しきって、ベッドで寛ぐ、こうちゃんとふくちゃんです。

 今後の展望ですが、引き続き、子猫、成猫を問わず、人馴れした猫の里親探しに取り組みたいと思います。
 また、3月より、誰も不妊・去勢手術に手を出さない、平塚市内のある公園で、ノラ猫のTNRに取り組んでいます。ノラ猫はたくさんいるものの、公園の中のことですので、誰も自分の家の庭を荒らされる、汚されるなどの困りごとが生じないので、自治会に苦情も寄せられず、ノラ猫は放置されている現実があります。
 しかし、虐待などもあり、決して幸せとは言えない猫たちのために、TNRに取り組んで、不幸な命が増えないようにしたいと思います。


<ご支援くださっているみなさまへ>
皆様、いつもご支援をありがとうございます。
今期は病気の猫が少なく、医療費が割りとかかりませんでしたが、誰も費用を出してくれない場所のノラ猫のTNRに取り組んでいますので、それなりの出費があります。
でも、ためらわずにTNRに取り組めたのは、経済的な裏付けがあったからこそです。
つまり、皆様のご支援の賜物です。たくさんの方々が、温かい目で私たちを見守ってくださるので、私たちも勇気を得て、活動できるのです。
メンバー一同、大変感謝しております。



「湘南ねこの会」
http://shonan-nekonokai.com/
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