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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2018年04月05日

「命のリレー・アニマルサポート」さまの活動レポート(2017-18前期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:宮城県仙台市泉区

① 虐待現場から救出された親子
近所の猫嫌いの住人が高圧洗浄機で猫を虐待しており、せめて出産間もない親子を助けて欲しいと連絡があり、保護しました。
母猫はお乳がほとんど出ていなく、仔猫たちも痩せており、支援金で粉ミルクと離乳食を購入して1ヶ月後には譲渡できるまでに成長し、夫々が新しい飼い主の元へ行きました。保護した方は5頭の猫を飼っていましたが、母猫だけなら引き取れるという最初の約束でしたので、母猫も新しい飼い主の元へ行きました。

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② 100歳の飼い主が死亡して残された老猫
一人暮らしの高齢者が死亡してアパートに老猫が残され、何とか引き取ってもらえないかと近所の会社社員から連絡がありました。歯が1本だけの老猫で、環境の変化から拒食になり、嘔吐が続いて急性膵炎になってしまいました。
缶詰などいろいろ与えましたが、なかなか食べず、最終的に茹でた鶏肉を口にしたことで摂食するきっかけとなりました。
その後は膵炎も回復し、落ち着いた子が希望という方が高齢を承知で家族に迎えて下さいました。

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◎今後の展望
災害時の飼い主同伴シェルターとして猫の保護部屋を増築し、いつでも迎えることができるようになりました。現時点では10頭位の猫の受け入れとなり、譲渡先の猫に限定されますが、状況によっては限定できない場合もあるかと思います。
今後もできる限り多くの猫を受け入れられる環境整備に取り組んでいきたいと思います。
また、ペット専門学校キャット科の生徒の実習受け入れに際して、学校と連携を持ちながら生徒さんの将来の構築に寄与できるように心がけていきたいと思います。


<ご支援くださっているみなさまへ>
頂戴しました支援金は医療費、ミルク、離乳食、その他のフード購入に使用させて頂きました。
おかげさまで痩せていた仔猫たちも元気になり、また膵炎を患った老猫も元気になって新しい飼い主さんに譲渡することができました。
今後とも1頭でも多く譲渡できるように頑張っていきたいと思います。
皆様のご支援ありがとうございました。



「命のリレー・アニマルサポート」
http://inochinorelay.blog.fc2.com/
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