[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

秋まで続いた酷暑をしのいだごほうびのように、10月は、きれいな青空の日が続きました。
涼しくなると、寒い季節が来るまで猫たちはがぜん活動的になります。
わが家の菜っぱさんも、庭の木漏れ日を出窓から毎日飽かず眺めています。



猫の瞳の水晶体は、透明なので、樹々の緑を写し込んで、うっとりするほどきれいです。



松山庭園美術館のシロスケくんの青い瞳も、青空の下で、いっそう青くなったような。



毎日空を見上げているからかな。



「ボクの瞳もシャインマスカットの色だよ」と、カフェ・ド・アクタのネロくん。
年齢とともに瞳の色にコクが出て、ますます味のある看板猫となりました。



10月は、川口のカフェ・ド・アクタさんと、印西市の風草さんで、写真や絵の展示をさせていただいたのですが、ずっと晴天続きで、人も猫も気持ちよさそうでした。風草展示中には、９年前に当ブログで紹介したかりんくんが訪ねてきてくれました。（４匹の仔猫・・・その②　「かりん」くん）。相変わらずしあわせそうで何より。



養鶏農家のうめちゃんは、秋の草花をなぎ倒して、遊んでいました。
草花もうめちゃんも、逞しい房総育ち。
台風も来ず好天に恵まれた10月は、2度、群馬県に犬猫取材に出かけました。



地域猫として、地域の人々から可愛がられていた「おやかた」。
昨年体調を崩したのをきっかけに家猫となりました。猫エイズキャリアだったのですが、家猫となって元気倍増、マッチョマンに。きっとお達者に寿命を全うすることでしょう。



飼い主死亡の後、アパートの外に繋がれていたピットブルのラッキーくんは、ご近所さんに保護されて穏やかに暮らし始めました。地域猫と一緒に庭先でひなたぼっこするほっこり風景は、楽しい取材でした。



群馬県で入った郊外のカフェでは、店の前をふらふら歩いていて保護された若い猫が、相席をして歓待してくれました。



房総の花はなの里には、9月以来行っていませんが、柿の実がたわわに熟す頃。

（写真は３年前の10月）


そろそろ、秋の空が似合うオトコ、ちくわ君くんに会いに行かなくちゃ！



朝晩は、さすがに気温が下がってきたので、古い籐椅子の長座布団を冬用に替えました。
菜っぱさんが、すぐさま気に入って、まったくどいてくれません。



秋の夜長、あたたかい寝床で安心して眠ることは、人にとっても猫にとっても、とてもしあわせなこと。
この先も美しい10月が巡り続け、どうか地球に暮らすみんなで、その美しさを共有できる世になっていきますように。

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「道ばた猫日記」から書籍が生まれました。


『猫との約束』
猫は人生にドラマを運んでくる。ささやかでも、至福のドラマを


『寄りそう猫』
しあわせは猫の隣り。心温まる17の実話。


『猫だって......。』
ふつうの猫たちが語る、22の愛情物語。


『里山の子、さっちゃん』
動物たちはやさしく、気高い。助け合い、ともに生きる猫たちの物語。


『しあわせになった猫 しあわせをくれた猫』
フェリシモ猫部の心温まるブログ、完全版として待望の書籍化！