フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:長野県長野市
1. シェルターから虹の橋へ旅立った猫たちについて
皆様にご支援をいただいている当会ですが、シェルター立ち上げから譲渡されずにずっとシェルターで、過ごしてきている猫も何匹かいます。大人猫が多いシェルターは、子猫も受け入れていますが、子猫は2~3か月でトライアルを経て正式譲渡されるのに比べて、大人猫の譲渡への期間は長引く傾向です。
そんな中、3月は立て続けに2匹の猫が虹の橋へと旅立っていきました。
1匹は、2024年6月に長野市保健所から引き出した高齢の福太郎。既に腎臓病が悪化していて、毎日薬を飲むことになりました。穏やかな性格で、先住の猫たちともつかず離れすのマイペースでした。しかし、2025年になってから認知症も始まり、おしっこがトイレでできなくなりました。部屋中に粗相をするので、ペットシーツを畳全面に敷き詰めることになりました。
部屋を自由に歩き回りたい福太郎をケージに閉じ込めておくことはどうしてもできませんでした。腎臓病も進み、日を追うごとに痩せてきて、もともと大柄だった福太郎はあっという間にぺちゃんこな体になりました。2月中旬からは、横になることが多くなり、ケージで休んでいながらも尻尾をゆらゆらと揺らしながら、私たちの声に反応していましたが、3月6日に眠るようにそっと息を引き取りました。
そして、やはり1月になってから、なんだか痩せてきたなあと思っていた猫、かすみが福太郎の後を追うように3月14日に息を引き取りました。
かすみは、シェルター立ち上げから2年後の平成25年7月に諏訪保健所から殺処分寸前で引き出した猫です。平成20年代はまだまだ殺処分が多かった時代です。人間に対する不信感がずっと残っていたのでしょう。なかなか慣れません。三毛猫ではありましたが、ロシアンブルーの血も入っているようなパステル三毛でしたので、トライアルのご希望があり一度は出たものの、トライアル中に、脱走させてしまいました。メンバー総出で夜も昼もトライアル先の周辺を探し回り、ボランテイア仲間にも応援をしてもらって1か月半かかってようやく保護できました。しかし、残念なことに尻尾は先端が千切れていて、そこからエイズに感染して、エイズキャリアとなりました。
かすみは非常に賢い猫でした。しばらくして別の預かりボランティアさんの元に預けたときのことです。窓は開いていないはずなのに「どこにもいない」という連絡が入りました。私はまた5時間かけて家の中と外を捜索しました。最終的に、まさかと思ってユニットバスの浴槽の前の蓋を開けたところ、浴槽の下にいるのを発見し、保護することができました。どうやってそこに入り込んだのかは、いまだに謎です。この出来事は、かすみが「どこにも行きたくない」という強い意思表示をしているように感じられ、それ以後はかすみを譲渡対象にはしませんでした。
福太郎が手がかかって大変だったのを見て、かすみは何の前触れもなくすっと旅立ってしまいました。
ねこの命をつなぐ会は運営資金の一部を得るために善光寺びんずる市に参加しています。
過去にシェルターで生を終えた猫たちは、恩返しをしてくれるジンクスがあります。
びんずる市ではフリマの出店場所をくじ引きで決めるのですが、場所によっては人出に差があり、善光寺本堂の横はたくさんの人に見てもらえるところです。
亡くなった猫たちの見えない力でいい場所を引き当てるので、そういったジンクスが生まれました。
シェルターにはまた新しい猫を迎えるために席を譲るね。というメッセージを感じながら、譲渡に至らなかった猫たちへの想いも大事にしていきたいと思います。

びんずる市

福太郎

かすみ
<ご支援くださっているみなさまへ>
こんにちは、ねこの命をつなぐ会です。
いつも皆様からの温かいご支援に感謝申し上げます。
皆様からのご支援は、病気猫の療養費や不妊手術の費用、ワクチン接種代に使わせていただいています。猫たちを新しい家族のもとに譲渡できるように愛情を注いでいます。
最近は子猫の受入れも多くなり事前の検査やワクチン代も前年よりも増えている傾向です。
これからも引き続き皆様からのご支援をいただけるよう頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。
「ねこの命をつなぐ会」
http://nekotuna.web.fc2.com/
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