[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

みにゃさまと一緒につくる連載、「保護猫しあわせ物語」。
Vol.44は、たくさんの猫たちと元気に暮らす「ヒロくん」のお話です。

子供の頃から猫が大好きでしたが、家族が嫌っていたため猫を飼うことが出来ませんでした。
しかし、いつか飼いたいと常に思っており、彼氏選びの条件にも必ず「猫が好きなこと」と決めているほどでした。
現在の夫と結婚し、ペット可のアパートに引越し、ようやく保護猫を迎えることが出来ました。
初心者なので、まずは性格がわかりやすい大人猫からと、1歳のオスの保護猫カイくんを引き取りました。多頭飼いが夢だったので、2ヶ月後にもう1匹、生後半年のメスの黒猫くぅちゃんを群馬から引き取りました。この子も保護猫です。
そうこうしているあいだに冬場が近づいてきて、雪が降る頃に寒さで弱った子猫を少しでも助けられたらと、一時保護のボランティアもしていました。そこで出会ったメスのナナさんも、引き取り手が見つかる前に先住猫と仲良くなったため、引き取ることにしました。猫ちゃんでアパートが手狭になったため、より猫ちゃんにとって快適な環境をと、主人と話して思い切って家を建てることに。
春がすぎて、初夏に完成した家に猫ちゃん達が慣れた頃、半年のイチくんとニコちゃんの兄妹を保護猫団体からトライアルしていました。すると、2匹のトライアル中に、路上で死にかけていた子猫を発見したと義母から連絡が。
焦って様子を見に行き、重度の猫風邪のため目やにで目が開かず、鼻がつまり匂いもわからず、シラミ、ノミ、ダニだらけで貧血になりながら雨の中うずくまっている子猫を保護しました。
病院へ連れていき、1週間死ぬ気で面倒を見たところ、奇跡的に回復。



炎症を起こしていた瞬膜がひっこんで、イケメンの顔が現れてきました。
その時拾ったヒロくんは、ほかの5匹と一緒に今うちで元気に走り回っています。



車の轍（わだち）の所にいたので、あと少しでも遅れていたらひかれるか、低体温症で死んでいたと思います。 助けられて本当によかったです。



これからも、手の届く範囲で猫ちゃんを助けていけたらと思います。

（ヒロくん／3ヵ月　ペンネーム: つきしろさんより）

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スタッフより

みにゃさまからの、「保護猫しあわせ物語」を募集しています。

保護される前、または家に迎え入れる前のエピソード（Before）と、家に迎え入れた後しあわせに暮らしているエピソード（After）の2つを盛り込んでお送りください。
ご応募いただいた作品はリサイズや加筆修正等させていただく場合がありますのでご了承ください。

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