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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2019年07月10日

「特定非営利活動法人 HEART」さまの活動レポート(2018年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所: 徳島県徳島市

一つ目は、独居老人が飼っていた6匹の小型犬の保護についてです。
この老人は、75歳の一人暮らしで、6匹の小型犬を飼われていました。しかし、高齢と病気のためあまりお世話ができずにいたところ、とうとう入院することとなりました。退院することは難しく、この方には家族親戚がいないということで、犬たちが家に取り残される形となりました。
私たちに保護の以来の連絡をくれたのは、老人をお世話していたケアマネージャーさんでした。
犬達を迎えにケアマネージャーさんの付き添いのもと家に訪問すると犬達は野外の小さな犬舎にそれぞれ1匹づつ入れられていました。

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お世話が行き届いていなかったため、どの犬舎の中も糞だらけでした。
1匹のシーズーを除いて、他の犬達は高齢のチワワでどの子も歯がほとんどありませんでした。保護してそのまま動物病院に走り診察を受け、高齢でリスクはありましたが全てに避妊去勢手術を処置しました。
6匹の内すでに4匹の犬達が新しい家族を見つけることができました。

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現在も残りの2匹のチワワが新しい家族を待っています。

二つ目は、緑地公園の猫のTNRと保護です。
この緑地公園は、民家から少し離れた海沿いにあり、夜になるとほとんど人けがありません。
相談を受けて現地に行くと直ぐに駐車場や歩道の傍に十数匹の猫を確認できました。

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私達は、猫の捕獲のためトラップを用意しましたが、半数が手で捕獲できるほど人馴れした子達でした。公園の立地条件を考えると、半数が元飼い猫でこの場所に捨てられたのだと推測しました。
私たちは、手で捕獲できた猫達は手術後元の場所へ戻さず、保護して新しい飼い主を探すことを決断しました。
最終的に、この場所から18匹の猫を保護しました。内2匹がすでに新しい家族の元へ巣立っていきました。

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そして、これまでに10匹の猫のTNRを行い、今も残りの猫達のTNRを継続しております。
また、これ以上猫が捨てられて増えないように対策を行政と相談していきたいと考えております。


<ご支援くださっているみなさまへ>
私たちの活動は、正直先の見えない活動です。救っても救っても次から次に不幸な子達が現れます。
ただ、不幸な犬猫たちを生み出しているのは人間で、あの子達を救えるのも人間です。
皆様が、不幸な犬や猫達を無くすことを諦めない限り、私たちも活動を続けてまいります。
人と動物とが共生できる優しい社会を目指して、これからも共に頑張りましょう。


「特定非営利活動法人 HEART」
www.heart-tokushima.com
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