[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

みにゃさまと一緒につくる連載、「保護猫しあわせ物語」。
Vol.14は、飼い主さんの愛で大きく育った「とら」ちゃんのお話です。

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18歳になる愛犬が亡くなり、縁があれば保護した子の里親になろうと夫婦で決めていました。
するとある日、自宅前の交通量の多い道路で母猫の後を追い横断しようと立ち往生している子猫を発見。
母猫はもう一匹の子を気にしていて、この子までは手が回っていない様子......。
往来する車を止めて主人が抱きかかえると、その子はとても小さくて目がほとんど見えていないようでした。



これでは今後母猫に返しても命は危ないと考え、母猫から預かる気持ちですぐに病院へ連れて行くと、子猫は生後1カ月弱で猫風邪と結膜炎を患っていることがわかりました。
お腹に寄生虫もいましたが、我が家には幸い他の猫もいなかったので家族として迎えることにしました。
毎日、点眼と飲み薬を一日数回夫婦で協力して行い、なんとか結膜炎も良くなったとホッとしたのもつかの間、引っ掻いてまた血を出したりを繰り返し、あの頃は本当に途方にくれました。



手作りでカラーを作ってみたりと、目を引っ掻かないように工夫し、一か月半くらいでやっと可愛い目が見えた時は本当に嬉しく、夫婦で涙が出るほど喜びました。



あれからもうすぐ三年。
今では不器用だけど本当に心優しいジェントルマンに育ちました。



先住のウサギにも優しく、後から迎えた甘えん坊の妹猫、やんちゃな弟猫と一緒に暮らしています。



これからも末永く健康でいてほしいです。


（とら／2歳　ペンネーム: はぴこさんより）

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スタッフより

みにゃさまからの、「保護猫しあわせ物語」を募集しています。

保護される前、または家に迎え入れる前のエピソード（Before）と、家に迎え入れた後しあわせに暮らしているエピソード（After）の2つを盛り込んでお送りください。
ご応募いただいた作品はリサイズや加筆修正等させていただく場合がありますのでご了承ください。

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