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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2018年10月12日

「アニマルレスキューシステム基金(ARSF)」さまの活動レポート(2017-18後期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:広島県、徳島県、高知県、横浜市、東京都

二年間に渡り強く警鐘を鳴らしてきた日本の「行き過ぎた処分ゼロ運動」の啓蒙の効果が徐々に浸透してきたと考えています。
現場での動物の繁殖問題の解決なしにひたすら行政施設から動物を引き出すことによる「処分ゼロの達成・更新」というトリックに、広く国民が気づくきっかけを全国の教育機関や講演会を通じて発信してきました。
その主張はややもすれば「処分を容認する」という誤解を与えかねないものですが、実は処分ゼロ運動が原因で起きている厳しい現実を国内外の実例を挙げて紹介しました。

①処分ゼロの4大トリックと題して、見えない場所で放置・犠牲になっている動物の存在を明らかにし

②改正動物愛護法35条の説諭(説得して事実上の引き取り拒否)の大きな盲点を指摘して、改正後の行政の業務の変化と実態を解説し

③「すべての動物を助けられるわけではない」「蛇口を閉める」「愛護の科学を全国へ」という基本的な考えを普及させ

④改めてNBA(Neuter-Before-Adoption)譲渡前不妊去勢手術の徹底を訴えた

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初めて公立小学校で「処分ゼロって何?」について授業した。
単なる感情論でなく問題の背景を説明し、小学校3、4年生に2コマの授業を行った画期的な取り組みだった。(横浜市都筑区)

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ペットの処分問題の背景には過剰な繁殖があり、その繁殖のスピードや生まれた命の運命を包み隠さず語った。

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愛護活動が大幅に遅れていた四国に何度も脚を運んで講演会2回目の開催。この日はARK代表のオリバーさんとの共催。



<ご支援くださっているみなさまへ>
広島県や神奈川県などの官民の行き過ぎた処分ゼロ運動が問題なのは明白な事実です。
本会は5月25日~6月3日までアニマルプラネット「デンバー動物クリニック」でお馴染みのDr.Jeff Youngを日本に招聘するイベント「Dr.Jeff ジャパンツアー2018」を開催することにより、愛護動物の数の抑制と高いQOLを達成する基本中の基本「早期不妊去勢手術」の日本への一層の普及を目指して参ります。



「アニマルレスキューシステム基金(ARSF)」
http://www.animalrescue-sf.org
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