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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2025年10月06日

「特定非営利活動法人 動物愛護団体 ワンハート大阪」さまの活動レポート(2024年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:大阪府

2024年8月、繁殖場崩壊レスキューで団体にやってきた「アリシア」ちゃん
首に癌があり、神経圧迫、常に痛みがあり、他にも転移、余命1か月!最期は激痛と麻痺が襲う!と獣医さま診察。
推定年齢6才、大型犬にも関わらず体重19キロしかなく、異様に垂れ下がったおっぱい!
生まれて6年間、どれだけの子どもを産まされ、どれだけの辛く悲しい時間、過ごしてきたのか⁈
余命1か月、看取りになるけど、常に痛みがあり、痛み止めなど投薬、続くけど、少しの時間でも自由に、穏やかに生きてほしい!

ワンハート大阪は保護猫ちゃんのためのシェルターを持っていないため、基本、猫ちゃん中心に保護活動を行っています。
他の団体さまレスキューお手伝いで、時々、今までにも看取りワンちゃん引き受けてきました。
団体にやってきた当時、寝たきりであまり動けない!の情報だったのに、生まれて初めて触れる、土や風の匂い、自由に、歓喜して、ずっとずっとお庭を駆けていました。
その姿は、今までの辛い時間、悲しかった時間を取り戻すかのようでした。
メンバーたちにはいつも笑顔を振りまき、寝たきりになっても、寂しくなると、大きな声で鳴いて、呼び寄せてくれました。
そんな「アリシア」ちゃん、余命1か月と言われていたのに、8か月、2025年4月末まで生きてくれました。

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最期は、お腹が空いた!美味しいもの頂戴🎵と催促、しっかり完食して、お腹いっぱい🎶
すやすや眠って・・・そのまま亡くなりました。
  このコが365日、6年間、ずっとペットショップに並ぶ可愛い「商品」生み出すためだけの道具として使われ、それでも、人が大好き💖草の匂い、風の匂いを全身全霊で味わって、喜んでくれて、私たちに最期まで笑顔を見せてくれました。
気づけば、私たちが大きく励まされ、いつも笑顔をもらい、支えられていた!の実感です。

一方で、昨年末、ブリティッシュ繫殖業者崩壊レスキューでやってきた「すぅー」ちゃん
子猫が良い!少しでも若い猫ちゃんが良い!の希望多い中、ステキなご家族にお迎え✨
自分からスリスリ甘えたり、抱っこせがんだりできない「すぅー」ちゃんのすべてを受け入れ、ステキなご家族に笑顔でお迎えくださいました💖
また今年3月、猫50、犬30の繫殖業者廃業で団体として初めて、現場に出向きレスキュー。

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団体で引き受けた8匹の猫ちゃんたちのうち、「ウォッカ」ちゃんがステキなご家族にお迎えいただきました。
抱っこは苦手💦いつも人の傍に寄って来るけど、それ以上は怖い!そんな「ウォッカ」ちゃんでしたが、温かいご家族の愛情を受け、早々に自らママさんにスリスリ💖

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ホントのご家族の愛情には、私たち、やはりどんなに頑張っても敵わない!の実感でした💖

そして、今年は子猫ちゃん保護依頼が少ないねーー
毎日、誰に褒められるわけでもなく、ただ望まれない命、増やしたくない!の想いで続けてこられた多くのTNR活動家の方々の成果が出てきた?でしたが、やっぱり生後数週間~1か月程度の猫ちゃんたちがやってきて、 小さな団体ワンハート大阪、33の子猫ちゃんたちを抱えています。

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辛い別れが続く一方で、小さな「命」たちが温かい勇気ある保護主さま初め、沢山のご支援者さまたちのご支援ご協力のお陰で繋がっていく!
素晴らしい里親さまにバトンできるまで、私たち、精一杯、この小さな命たちを守っていきたい!
辛い別れあるからこそ、この小さな命たちが、ステキなご家族に出会って幸せになってくれること願わずにはいられません。
毎日、小さな命たちと向き合う活動の中、嬉しいこと、悲しいこと、悔しいこと、歯がゆいこと、感謝の気持ちいっぱいになって感動すること沢山あります。
近年、大きな団体さまの活動、啓もう発信、SNS発信も効果もあって、社会全体の、小さな命への意識向上を実感します。
それでも、人間都合で、産まされたり、殺されたり、捨てられたり、の辛い時間を強いられる「命」が絶えません!
社会全体で、国全体で、お一人お一人の方々みんなで、たったひとつの小さな「命」、その最期まで、もっともっと慈しみ愛し続けられる社会になりますように。


<ご支援くださっているみなさまへ>
全国各地、多くの方々からのご支援ご協力、いつも助けて頂いております。 心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
ワンハート大阪は、唯一の収入源であるフリーマーケットに月2回の参加を目指しています。
それも、沢山のご支援物資をご協力くださるご支援者さまたちが応援、ご協力くださるお陰で参加、継続できます。
また物価高騰で医療費初めフードや日曜用品などかなり高騰し、かなり会計厳しい状況が続きました。
現在、授乳猫ちゃん、離乳食猫ちゃんなど生後2か月前後の猫ちゃん33匹を抱えています。
小さな猫ちゃんたちは保護してから体調が安定するまでは、医療費、ミルクや離乳食代が膨大となり、ますます会計を圧迫しています。
そんな中、変わらずご支援くださるご支援者さまたちが沢山いらっしゃって、ホントに助けていただきました。
ご支援ご協力くださる方々のお陰で、心置きなく、猫ちゃんたちの急変に動物病院に走ることができます。
沢山の方々にご支援ご協力頂いて、保護活動が続けられています。
心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
まだまだ微力ですが、これからも、ちっちゃな「命」たち、少しでも多く繋いでいきたいと思っています。



「特定非営利活動法人 動物愛護団体 ワンハート大阪」
https://oneheartosaka.wixsite.com/oneheart
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