[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2025年10月06日

「人と犬猫の共生を考えるハッピーテール」さまの活動レポート（2024年度）

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所：長野県上伊那郡箕輪町、伊那市

5月
　箕輪町役場より連絡があり、高齢男性が餌をあげている猫たちへのクレームが、近隣から出ているとのこと。
訪問すると、あまりかたずいてないお宅の庭に6匹の猫がいました。

生活に困窮していて避妊費用は出せないとのこと。
2匹の猫が妊娠・出産したばかりだったため、まず捕まえやすい生後5ヶ月ほどの子猫2匹から手術をしました。しかし、まだ子猫なのに、うち1匹はすでに妊娠していました。
1ヶ月後、 2匹の母猫の不妊手術を行いました。
うち1匹は15歳という高齢にもかかわらず妊娠・出産を繰り返しており、子宮には残念ながら生まれることができなかった胎児が残っていました。
今回手術した2匹の母猫から生まれた子猫たちは、残念ながら姿を見ることはできませんでした。
現在、高齢の猫、若い猫が暮らしており、まだ手術を待っているオス猫が2匹おります。今後も不妊手術を継続していく予定です。
人も猫も残された年月を穏やかに過ごしてもらいたいと思っています。

5月
ハッピーテールボランティアスタッフの一人が不動産会社に勤務していたため伊那市のある空き家に査定にはいったところ、悪臭がたちこめ新聞が敷き詰められた中に高齢トイプードル雄がいました。

飼い主が1ヶ月前に死亡、親族がえさだけやりにきているとのことだてでした。
スタッフが手を差し出すと助けを求めるようにすがってきました。

ハッピーテールで無償で引き取ることにし、まずトリミング、口腔内に問題があり、高齢ではありましたが抜歯しました。
認知症のような徘徊行動を繰り返しときには大声で吠え続けます。
そしてオムツがはずせません。

譲渡はできないので、ハッピーテールで終生みることになりまさした。
おだやかな余生を過ごさせられればと思っています。