フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:宮城県仙台市
ボランティア希望の方より近所の野良猫問題、多頭飼育崩壊現場の相談を受け、仙台市動物管理センターと連携にて、現場を訪問。高いフェンスに囲われた塀。木で生茂った庭。フェンスと屋根には網が張ってあり、南側の窓は外から封鎖。外から見る限り異様な光景でした。近所の野良猫問題で相談を受けての訪問である事を説明すると、家主はとても穏やかに、猫の頭数(オス8頭、メス1頭、仔猫3頭)と性別も把握し、近所の野良猫は私の猫ではないと話してくれました。寄り添い、歩み寄りながら話を進めていき、近所でのクレームを改善するため避妊去勢をする事を提案。最初は拒む表情を見せながらも、飼い猫たちへの避妊・去勢を了承頂き、一斉不妊へと踏み切る事ができました。
ライフラインが一切なく、どう生活しているのか分からない状況ではある中、ご自身なりに猫たちを大切に育てている事が伝わり、オス8頭は医療を施し、飼い主へ託す事に。ママ猫と仔猫3頭を保護。家外自由にするための高額なフェンス代、網の修繕費の支払いではなく、お家の中だけで、そしてもっと前に避妊去勢をしてくれていれば、現状の生活を送る事はなかったのではないか...と、考えさせられる現場でした。
2019年6月に仔猫で保護し人慣れしたら里親さんに繋ぎたいと願いつつシェルターでお世話を続けていたシド。最近ようやく慣れて触らせてくれるようにまでなり、名付けた名前にも反応してくれ嬉しさを感じていた矢先...2025年6月に体調不良。腎不全末期と診断。
里親さんへと繋ぐ道を諦め、シェルターで少しでも長く過ごして欲しいと願い、最善の治療を動物病院へ託す事を決断。現在は毎日の補液で体調が安定しています。
譲渡に繋がると思った矢先の不運...譲渡する前に気づけた幸運と捉え、日々お世話を続けています。
2024年4月にTNRにてリターンした子が、道路でジッと動かずロードキルに合わないか心配と数ヶ月後に連絡が入り緊急保護。即、病院へ受診したところ高熱があり風邪の治療を。高熱での保護だったためオネツちゃんと命名。治療後は体調も安定し、スリスリゴロゴロと、先日まで野良猫だった事を感じさせない程のお利口さん。今年に入り、毎月のように原因不明の高熱があり、口腔内の重度の炎症の解明もふまえ、幾度となく病院へ受診。その都度、口内炎による抜歯、高熱の抗生剤とたくさんの処置をしてきました。
それでも繰り返される体調不良。名前が原因とオネツをオヤツに改名。それでも3週間に一度のペースで繰り返される体調不良、諦めきれずに再度セカンドオピニオンへ。扁平上皮癌と診断...。口腔から発症する扁平上皮癌は抜歯をすればする程悪化すると説明を受け、口内炎の治療の一環で抜歯を施した事が、状態悪化の原因の一つとなってしまった事に失望と罪悪感に苛まれました。
人間では耐え難い程の痛みを伴う口腔内の扁平上皮癌。強い痛み止めの治療を施し、現在は自力でご飯を食べてくれるまでに安定しています。
シドもオヤツも少しでも永く辛くなく過ごせるよう、できる限りの医療を施し、自分らしくシェルターで過ごせるように努めたいです。
<ご支援くださっているみなさまへ>
いつも応援して下さりありがとうございます。
様々な現場に関わる中、今一番感じる事は、野良猫にご飯をあげた事はないけれど、あげている人は見かける。という方にも是非、その餌やりさんに勇気を持って、この子たちに避妊去勢をしているのか聞いて頂きたいです。そして可哀想だからご飯をあげているだけと言われたその時に、ボランティアへの相談をして欲しいと切に願います。
お外で暮らす猫が1頭でも減るよう、これからも頑張ります。
「愛すべき野良猫の会」
https://aisubekinoranekonokai-gonmama.jimdosite.com/