[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2025年09月29日

「公益財団法人神奈川県動物愛護協会」さまの活動レポート（2024年度）

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所：神奈川県

＜置去り猫2匹の保護＞
5月下旬、市内のマンション管理人から「住人がずっと不在で連絡が取れないため部屋に入ったところ猫がいる。室内にあった置手紙の日付は1か月前になっている」という電話が入りました。
1ヶ月もの放置状態と聞きマンションへ行きました。住んでいたのは外国の方で、置手紙には生活がままならず帰国するため猫と室内清掃を頼むという内容が書かれていました。
室内は食い散らかした食べ物で探し足の踏み場がなく、猫2匹はカーテンの後ろに隠れていました。窓が開いていたのでベランダで水を飲み生きていたようです。
推定５～６歳で未不妊のメス猫２匹でした。「キキ」「ララ」と名付け保護しました。三毛猫のララは大きな疾患がありませんでしたが、キキは削痩の上、結石と腎臓疾患で附属動物病院で治療中です。
置手紙だけでは、いつ見つけてもらえるか分かりません。誰か相談できる人はいなかったのか、せめて管理人に電話をかけるか手紙を出すことができなかったのかと思ってしまいます。

入院中のキキ

とっても美人のララ＜里親さん募集中＞

＜ネグレクトのトイプードル保護＞
6月中旬には飼主の体調不良などでお散歩ができず、1年近くサークルの中だけで過ごしていた２歳のトイプードルを保護しました。
お家に入ると勢い込んで吠えつき触るのが難しい状態でしたが、施設に着いた後はとても大人しくトリミングもシャンプーさせてくれました。
足先は毛が長靴状、身体中の毛玉と被毛の悪臭で丸刈りにするしかありませんでしたが、トリミングが終わるとすっきりしたのかピョンピョンと跳ねてはしゃいでいました。
去勢手術が終わったら里親さん募集開始です！

トリミング前

丸刈りだけどすっきりしました！

＜ご支援くださっているみなさまへ＞
いつもご支援を頂き誠に有難うございます。
皆様のご支援のおかげで昨年2024年11月22日に施設の移転が完了致しました。改めまして心より御礼申し上げます
昨年は施設移転を控え保護譲渡が進められない状況でしたが、新しい施設では今年1月15日から時間を設け毎日14：00～15：30に見学通路から動物たちを見て頂くようにしております。普段の様子を見て頂くことで、高齢の子にも声がかかるようになって参りました。
また、新施設になってから小学校のクラスでの施設見学のご依頼を頂くようになりましたので、幼少期に動物愛護活動に触れる機会として広げて参りたいと存じます。
新しい施設を基盤として、これからも頑張って参りますので、どうぞ引き続きましてご支援、応援をよろしくお願い致します。