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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2025年09月29日

「動物いのちの会いわて」さまの活動レポート(2024年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:岩手県全般

2025年2月26日に発生した岩手県大船渡市の山林火災は、市の9%を焼失し発生から12日となった3月10日、避難指示がすべて解除され「動物いのちの会いわて」で一時預かりしていた動物たちもやっとご家族の元にお返しすることができました。
  今回の災害でも「ペット同行避難」マニアルがあっても避難所の室内に入れて貰えず、10日以上も車の中で愛する動物を抱きしめ暮らす家族が多数おり問題点が浮き彫りになりました。
私たちはこの山林火災に3月1日から現地に駆けつけ、地元の団体と力を合わせて、動物の一時預かりや大船渡市長へペット同伴避難者のための避難所開設の要請、物資の供給などを地行いました。そして、10日後ペット同伴の避難所が用意されました。

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(車中泊で頑張っていたサンク君)

災害は突然訪れます。
先ず避難し、ペットは後で迎えに・・・は危険です。刻々と変わる被災状況下ではほとんどの人は戻れません。必ずペットも連れて一緒に逃げることです。
避難先では動物も飼い主と一緒に室内に入れるよう仲間とあきらめず交渉しましょう。
そして、他の避難者に迷惑をかけないように、日頃から健康診断やワクチンを受けさせ、無駄吠えなどをしない、誰にでもなつくようにしつけをしておきましょう。
また、ペットは一緒に連れて避難できる頭数を飼うことが大事です。
もし、避難警報が出たら、先ずペットと一緒に逃げてくださいと今後も広報を広めたいと思っております。

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(飼い主の元に戻り喜ぶ秋田犬の将雲君)


<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもご支援をありがとうございます。
私たちは2011年の東日本大震災をはじめ辛いことですが沢山の天災に見舞われてきました。そしてその中から動物救済の分野でも多くの教訓を得て前に進んできました。そして今、国はペットの同時避難をマニアルに明記しました。でも現実は一緒に避難しても室内に入れて貰えませんでした。
いざというときにペットも一緒に逃げ込める避難所が最初から必要だと今回の林野火災を経験して感じました。皆さんのお住まいの地域でも確認し実現させていきましょう。



「動物いのちの会いわて」
https://inochiiwate.com/
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