フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:北海道・秋田・宮城・山形・福島・新潟・栃木・群馬・茨城・埼玉・千葉・東京・神奈川・愛知・大阪・兵庫・岡山・広島・山口・香川・佐賀・宮崎・熊本・鹿児島
【終生飼養引き取り活動】
2025年3月~2025年6月末日までに、日本各地(北海道・秋田・宮城・山形・福島・新潟・栃木・群馬・茨城・埼玉・千葉・東京・神奈川・愛知・大阪・兵庫・岡山・広島・山口・香川・佐賀・宮崎・熊本・鹿児島から終生飼養を依頼され、犬2頭、猫394頭を引き取りました。
【センター引き出し】
2025年3月~2025年6月末日までの間に、広島県内の全てのセンターに収容された殺処分対象の猫全頭と犬(中型雑種・大型雑種)2頭引き取りました。4月は恒例の広島県内4ヶ所の動物愛護センターへ新しく着任した職員と今後の広島県において官民一体化した殺処分ゼロ活動についての意見を交換し、多頭崩壊現場への取り組み方については、飼い猫であろうと不妊・去勢手術が重要だと一致した意見になり、この流れで、広島県の方部に位置する三次市で広島県の職員とともに当団体が主催するTNR一斉の説明会を開催しました。
【多頭崩壊救援活動】
多頭崩壊現場に積極的に介入することにし、2025年3月~2025年6月末日までの間に、
ゴミ屋敷と化した秋田・埼玉・広島・福岡の6現場から猫102頭を引き取りました。
多頭崩壊現場はこれからますます増えるであろうと痛感しています。
【ふれあい動物園内にいる動物の救援活動】
遊園地内にある《ふれあい動物園》にいる動物たちの生活環境が悪いとの(ジェットコースター等の轟音問題・傷病の治療がされてない・適正な温度管理がなされてない等)相談が多数寄せられたため、
遊園地を運営している企業側との協議を重ね、4月7日をもって《ふれあい動物園》は閉鎖となり、
そこにいた動物たち(ウサギ2・フクロモモンガ2・烏骨鶏12・イグアナ1)は全頭、当団体が終生飼養で引き取りました。爬虫類の終生飼養は2種2度目だったので、温・湿度管理・採光管理等が手早くでき、よかったと思います。
【東日本大震災救援活動】
2025年3月~2025年6月末日までの間に、月1回のペースで、福島原発圏内(楢葉町・富岡町・浪江町・南相馬市)に帰宅されている飼い主さん宅を訪問し近況を語り合いました。また、福島原発圏内から私たちが保護した犬を連れて里親(いぬ親)さんの訪問が2件あり、年を取っても元気でいてくれる姿を見て、とてもありがたく思いました。
【野生動物の保護育成と自然保護活動】
当団体では数年前から関係機関より各々の飼育許可を取って、
積極的に負傷した野生動物の保護・育成・放獣・放鳥活動を行っており、
2025年3月~2025年6月末日までの間に、先天性のホルモン異常で無毛症になっている狸1頭と疥癬にり患している狸2頭(完治)生まれたばかりのタヌキの赤ちゃん1頭、落巣した子ガラス2羽を保護しました。
また、自然保護活動としては、倒木をチップにする大型の機械を購入し、新たに相談を受けた北海道の山に入って、地元の営林業の方と整備計画を立てました。
【単独のTNR活動】
2025年3月~2025年6月末日までの間に、当団体の広島本部の付属病院(広島県広島市)にて、野良猫にワクチン接種・ブラベクト滴下・その他の医療を施し430匹をTNRしました。
【(一社)全国野良猫対策連合会所属団体と協働の出張TNR一斉活動】
2025年3月~2025年6月末日までの間に、以下の各地を回り、猫1378匹に、
ワクチン接種・ブラベクト滴下・その他の医療を施しTNRしました。
実施場所は、芦別市(北海道)雄武町(北海道)秋田市2回(秋田県)いわき市4回(福島県)那須塩原市7回(栃木県)三宅村(東京都)岡山市2回(岡山県)瀬戸内市(岡山県)小城市(佐賀県)熊本市(熊本県)霧島市(鹿児島県)志布志市(鹿児島県)
【啓発活動】
2025年3月~2025年6月末日までの間に、岡山県瀬戸内市で第4回目となる瀬戸内市主催の《出張みなしご庵》を開催し、武久・前市長の後任の黒石・新市長と《野良猫(飼い主のいない猫)について瀬戸内市の今》と題したテーマで、TNR活動の重要性について語りました。
また6月は恒例の、神奈川県藤沢市にて《みなしご庵㏌湘南》を行うことができ、
参加された方々と、各自の活動中に起きる問題点等いろいろと話し合うことができました。
<ご支援くださっているみなさまへ>
いつも、あたたかいご支援ありがとうございます。
犬猫みなしご救援隊ではこれまでの実績と経験をもとに、
当団体付属の動物病院でのTNR活動に加え、日本各地へ出向いて行う出張TNR一斉活動をこれまで通り行いながら、
これからも、皆さまのご期待にそえるよう、粉骨砕身の努力を続け、
多頭崩壊現場等の劣悪な環境に置かれている動物たちの救援活動を続けて参ります。
今後とも変わらぬご支援のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
特定非営利活動法人 犬猫みなしご救援隊
代表・中谷百里
「特定非営利活動法人 犬猫みなしご救援隊」
http://www.minashigo.jp