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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2025年09月08日

「一般社団法人オホーツクねこの会」さまの活動レポート(2024年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:北海道北見市

まだ雪の残る3月下旬、北見市内でもノラ猫の苦情が多い地区からの相談を受けて、TNRを開始するために、捕獲器を5台購入させていただきました。

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当会としても初めての一地区単位のTNRでしたが、3月から始めて、4月、5月と回を重ねるごとにご協力、ご賛同して下さる方も増え、捕獲器を置かせてもらえる場所も増えました。
北海道の冬のTNRは、猫にとって、とても過酷です。
次に雪が降る前の11月まで毎月継続して取り組み、来春に産まれてくる子猫が減るように、町内会の方々が継続してTNRを進めてくださるように活動を続けて行きます。

北見市内でTNRを進めながら、北海道オホーツク地方での保護猫活動の周知と新しい飼い主探しのために、北見市を飛び出し、網走市で初の保護猫譲渡会を開催しました。

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500名を超える方がご来場下さり、オホーツク地方でも保護猫活動をしていることを知っていただくことが出来ました。
この譲渡会には14匹出場し、3匹が譲渡されました。

網走市での譲渡会が終わってすぐに、美幌町で起きた多頭飼育崩壊の救助に入りました。

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総数69匹の崩壊。
崩壊してから10年経過して発覚した案件でした。
産まれていた子猫13匹を緊急保護して、体調が悪い子猫の医療費やミルク代に充てさせていただきました。

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残念ながら2匹は亡くなってしまいましたが、ミルクボランティアさんたちの必死の介助でスクスク育ち、 もうすぐ新しい飼い主さんを募集出来るまでになりました。

行政との協働で5月中旬に69匹の成猫の不妊去勢手術を終え、 札幌市などの複数団体にもご協力いただき、全ての猫を崩壊現場から引き上げました。

6月に遠軽町において、任意ボランティア団体との共催で譲渡会を開催しました。
美幌町の多頭飼育崩壊で保護した猫も参加し、テレビの中だけではない、 身近な問題として啓発することが出来ました。

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この譲渡会には17匹出場し、1匹にお申込みがありました。

今後も、保護しなければならない猫が減るようにTNRを進め、 多頭飼育崩壊も未然に防げるように地域に密着した活動を続けて行きます。


<ご支援くださっているみなさまへ>
温かいお力添えをありがとうございます。
愛玩動物である猫を救うために、
みなさまのお気持ちを胸に、これからも活動を続けていきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。



「一般社団法人オホーツクねこの会」
https://ohoneko.mints.ne.jp/
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