フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:秋田県内
今年は春先からとても嬉しいことがありました。脳に障害があったジェダちゃんが新しいご家族に恵まれました。翌月には目に障害のあるチャビちゃんも新しいご家族に迎えられました。この2頭は家族に恵まれることはなく、預かりボランティアさんのお宅で一生過ごすと思っていたので、本当に嬉しくて、スタッフ全員で喜びました。障害があるのでお世話も大変だと思いますが、迎えてくださったご家族もとても幸せそうで、ご家族にとってこの子だから迎えてくださったことがよくわかりました。

ジェダちゃん

チャビちゃん
そして犬の方も多頭飼育崩壊現場から救出された2頭が、受け入れ当初から預かってくれていたボランティアさんの家族として迎えられました。多頭飼育崩壊で人間に心をなかなか開かなかった子たちですが、預かりボランティアさんの愛情を受けて、少しずつですが心を開くようになり、譲渡会にも参加できるようになりました。預かりボランティアさんのご家族にとって、この子たちはかけがえのない存在となり、家族に迎える決意をされたそうです。幼少のころから人間の愛情を知らずに育ったなぎちゃんとタルトちゃんですが、あふれんばかりの愛情を注がれ第二の犬生を過ごすことになるでしょう。

なぎちゃん

タルトちゃん
<ご支援くださっているみなさまへ>
全国の皆様、いつもご支援いただきましてありがとうございます。いただきましたご寄附のおかげで、新しい取り組みもできています。
2024年度からTNR活動をされる方に対しての手術費用の助成を行っております。2024年度はおかげさまで225頭のTNRされた猫の手術費用の助成を行うことができました。個人で活動されている方々は自費で手術を行っておりますので、助成を行うことで、TNR活動が進んでいくのではないかと考えております。初めてTNRをするという方も多く、TNRの輪を広げていくことも私たちの役目と考えております。
また3月には障害のある犬3頭を受け入れました。3頭も一気に受け入れる決断ができましたのも皆様からのご支援があったからです。行政で譲渡可能な子は行政で譲渡を進めていただき、行政で譲渡が難しい子は私たちが譲渡を進めることで、殺処分を減らすことができると考えています。
これからもどうぞご支援をよろしくお願いいたします。
「特定非営利活動法人いぬ・ねこネットワーク秋田」
https://www.inuneko-akita.net/