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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2025年07月21日

「NPO法人キャットネットかまくら」さまの活動レポート(2024年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:鎌倉市、近隣地域

エピソード1
SDGsと動物保護活動の関連性
私達NPO法人キャトネットかまくらは、保護猫活動でSDGs:持続可能な開発目標の中、(目標11:住み続けられるまちづくり、目標15:陸の豊かさを守る)等の実現に貢献します。

鎌倉市立玉縄中学3年生女子3名がSDGsに関わる動物保護活動を自由研究テーマに選び、彼女たちが直接参加する目的で保護猫活動の為に街頭募金を行い、鎌倉市内のNPO法人キャトネットかまくらに寄付したい旨、担任のN教諭から2024年12月21日ご連絡頂きました。
その後N教諭がキャットネットかまくら事務局を訪ねて来られ、ご寄付をお受けしました。その際に、

① 若い生徒さん達がSDGsの枠組みの中の動物保護活動を自由研究のテーマに選んだ事は、私達活動家にすると将来の活動理解者として大きな期待が持てる事
② 出来るだけ早い機会に生徒さん達と対面でフィールド活動の紹介や将来の展望を伝えたい事をお伝えした所、②に関しては高校受験対策の真っ只中で無理との事でしたが、今後の取材や広報活動への期待が大きく膨らみました。

エピソード2
猫の糖尿病治療 人の糖尿病治療
私が保護猫活動を始めた50歳代迄は機械系エンジニアで、その後は保護猫活動を25年続けている中で、猫の糖尿病症状を目の当たりにする機会はほぼ無く過ごしてしまいました。
その状況の中で、2024年9月に顔面から出血している外猫の保護依頼があり、4~5歳位の雄猫セキヤ君を捕獲し、K動物病院で初期治療を受けた後当方施設でケージ生活に入りました。
その後数週間で多飲多尿の症状が現れ、以前とは異なるMクリニックのY院長先生の診察を受けたところ、高血糖状態を知らされました。入院して血糖値測定とインスリン治療が続き、不安定な状態でした。

猫の糖尿病治療の場合、人馴れした飼い猫でも頻繁に血液採取とインスリン注をするには身体固定のヘルプが必要で、保護直後では猫にとっても人にとっても危険な行為となります。
入院治療が続くと治療費が増える事もあり、退院をすすめられたり、上記の理由で治療を止める選択をする飼い主もいると聞きます。
私達の場合は安直な治療終了はせずにY院長先生のご協力を得て長期治療を継続中です。

ある動物保険会社の資料等では,猫の糖尿病は保険加入猫の1-3%と有ります。
この数値を保険非加入猫に当てはめ、また飼い主の居ない猫に迄当てはめると、糖尿病猫は膨大な数になり、猫の寿命を引き下げている事になります。
この点に気付かずに長年保護猫活動を続けて来た事に、活動家としての至らなさを思い、猛反省しています。

Mクリニックのプロスタッフとセキヤ君で、彼女は短期間でセキヤ君との信頼関係を築き、頻繫な採血やインスリン注射が可能になりました。さすがです。

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<ご支援くださっているみなさまへ>
皆様のご支援により、フェリシモ動物関連基金を通して私達保護猫活動団体にご寄付を頂いています。
ご支援頂く全ての皆様に感謝申し上げます。



「NPO法人キャットネットかまくら」
http://catnet-kamakura.jp/
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