[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

今年3月19日の当ブログ（「酒店の看板猫くぅちゃん」）でご紹介した千葉県市川市の「大門通り」で暮らす「くぅちゃん」のことを、覚えていらっしゃいますか？



そう、大捕り物の末に保護してもらった捨て猫で、大門通商店街の「夏秋（かしゅう）武蔵屋酒舗」さんの看板猫をあい務めるようになった黒猫さんです。
ブログのコメント欄では、こんな言葉をもらいました。
「地域の人たちに愛されて、大きく立派に育ちそうですね」
くぅちゃん、どんな黒猫さんになっているでしょうか。会いに行ってみました。



おお、ひと回りもふた回りも逞しく、金色の目の輝きは増し、幸せを呼び込むくるっと巻いたカギしっぽもくるりんと！



先代看板猫「ズラリーノ」ちゃんから譲り受けた「ズラ部屋」をマイルームとして、商店街を行く人を眺め、「かわいい～」とのぞき込まれています。



「だって、ボクを助けてくれたお母さんたちが、この商店街をいきいきわくわく楽しい通りにしようと頑張ってるから、ボクだってひと役買わなきゃね」



毎月第2・第4土曜日に開かれる大門通りマルシェですが、11月は通りをあげて「猫マルシェ」。
マルシェの日、くぅちゃんはいつもお部屋を貸してあげます。



ズラ部屋では、写真から絵を描いてもらうイベントもあり、好天気とあって、にぎやかで楽しい週末となりました。



お部屋を貸してあげたくぅちゃんは、店先のケージハウスの中から、賑わいを眺めてびっくり。



「くぅちゃん、お部屋を貸してくれて、ありがとうね」
「お安い御用だよ、ナツコかあさん」



大好きなおかあさんに遊んでもらって、大ハッスルのくぅちゃんです。
しっくいの白壁に黒い猫はよく映えて、黒ヒョウのよう。



「おかあさんたちはね、通りの人たちや猫好きの人たちと力を合わせて、6月にも、仔猫4匹を路地奥で育てていた母さん猫がいるのを知って、5匹一緒に保護して、全部いいおうちを見つけたんだよ！　お母さん猫は、武蔵屋のスタッフのおうち猫になったんだ」
わあ、その取材もぜひさせていただきたいなあ。



地域の人たちに愛されて、今日もくぅちゃんの一日は、幸せに終わります。



猫マルシェは、来週土曜日23日（10時半～16時）も開催されます。
猫助けとなる、盛りだくさんの愉しい猫マルシェ、秋のお散歩にいかがですか？



「でね、この小さな商店街には、保護猫を飼っているお店やおうちがけっこうあるんだよ」と、耳寄り情報が。大門通りは、とってもいい形で猫保護と商店街活性が共存している猫助け通り。
来週は、武蔵屋さんが紹介してくれた、美人さんの三毛猫ミケちゃんをご紹介します。お楽しみに！

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「道ばた猫日記」から書籍が生まれました。


『猫は奇跡』
"ふつうの猫"たちが起こした奇跡の実話17選


『猫との約束』
猫は人生にドラマを運んでくる。ささやかでも、至福のドラマを


『寄りそう猫』
しあわせは猫の隣り。心温まる17の実話。


『猫だって......。』
ふつうの猫たちが語る、22の愛情物語。


『里山の子、さっちゃん』
動物たちはやさしく、気高い。助け合い、ともに生きる猫たちの物語。


『しあわせになった猫 しあわせをくれた猫』
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