[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

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実施場所： 鎌倉市　逗子市　葉山町　横浜市　横須賀市　藤沢市

エピソード１
横浜市港南区から母子4頭の保護依頼を受け、仔猫3頭が即決で里子に決まった案件
2023年5月07日、依頼者宅の車庫に母仔猫が居るので引取りして欲しいとの依頼。

初期対応
仔猫達は月齢1.5位らしく、ドライフードを母猫と一緒に与えてもらう事を伝え、とにかく現場へ。
現場対応
依頼者宅の駐車場のブルーシートの下で出産した様で、現場到着時には母猫は離れた場所のブロック塀の上で駐車場を注視していた。母猫が位置を変えて見えなくなった時に仔猫3頭を確保した。
母猫用に捕獲器をセットして、依頼者に母猫が入った時に連絡をしてもらう事にして、仔猫を鎌倉市内のMペットクリニックに搬送し初期診療を受けに。

途中経過
Mペットクリニックに電話予約してあったが到着して間もなく、女性スタッフの家族が仔猫を探していて、3頭の内2頭の引取りしたいが3頭とも保護して育てますが良いですか？との嬉しい申し出で即決。 その晩に母猫が捕獲器に入り、翌5月8日に再びMペットクリニックへ搬送。

結果
母猫は5月9日に手術を受け、11日に現地駐車場でリリース。
依頼者が餌やりを続けてもらえる事になり、依頼から5日間で仔猫の引取先まで決まった嬉しい結果 に！





エピソード2
保護依頼から一転して愛護センターに渡された仔猫3頭を迎えに

依頼案件
神奈川県Y市から電話で仔猫3頭引取り依頼があったのは6月20日。
依頼者女性は、自分は病気で家に居て庭に仔猫だけが3頭来るのでドライフードを与えたが、続けられないので、引き取ってもらいたいとの事。

初期対応
別依頼案件で私が手間取っていた事と、依頼者が少しの間ならば待てるとの話だったので、2日後に仔猫達を確保に行く事を伝える電話をしたところ、依頼者の家族が既に保健所愛護センターに渡したと告げられた。

対応２
依頼者に私達NPOが保護を断った訳で無いのに保健所愛護センターに渡した安直さを伝え、依頼者に愛 護センターに連絡をして引取り依頼した仔猫3頭を戻してもらう様伝えた。
その後依頼者は愛護センターに電話したが、担当者から一度引取り依頼した案件猫は返さないと断られた。

対応３
私NPO代表村田は神奈川県動物愛護推進員でもあり、安直に仔猫を愛護センターに渡す事を許せず、Y市愛護センターに問い合わせして担当者の方に本件の経緯を伝え、不妊化手術して里親探しする事を前提にして、6月29日に迎えに行く事が出来るようになった。

対応４
6月29日にY愛護センターに仔猫達3頭を迎えに行った時にはマイクロチップ挿入が済んで居て、この先里親に譲渡する際にマイクロチップの所有者名書き換えを済ませてセンターに提出する書類を預かり、鎌倉市内のMペットクリニックで初期診察受けるために3頭の仔猫達と帰路に付いた。

以降の対応予定
母猫が依頼者宅近くに仔猫達を連れて来たことは間違いない事なので、今後も継続して情報収集を行い母猫をTNRする予定。







＜ご支援くださっているみなさまへ＞
私達動物保護活動にいただく暖かいご支援は以下に記します活動理念実現へのとても大きな励みとな り、有難く感謝を申し上げます。
私達NPOは猫に特化した保護活動をしています。
人社会の中で生きる猫には、「人に飼われる猫」と「飼い主のいない猫（過去にはノラ猫の呼称が一般的、近年では地域猫活動の解釈誤認で地域猫と呼ばれている事も）」が居る事は誰でも知っている事と思われます。
私達保護猫活動する活動家の基本的な取り組みは、生命体として繁殖力の強い猫達が市街地内外で自然繁殖する事に対しては

１　不妊化手術による出産制限を続け
２　生まれた仔猫達は里親探しをして譲渡を進め、飼育可能借家やマンションなど飼育環境改善広報
３　手術を受けて減少していく猫達の数年間の寿命を全うさせる市民活動への理解と協力の広報
４　究極は全ての猫が飼い主と共に生活する社会を目指すことにあります。
以上

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「NPO法人キャットネットかまくら」
http://www.catnet-kamakura.jp