[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2022年12月26日

「特定非営利活動法人　犬猫みなしご救援隊」さまの活動レポート（2021年度）

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所：秋田県・宮城県・福島県・栃木県・群馬県・茨城県・千葉県・埼玉県・東京都・神奈川県・静岡県・愛知県・石川県・岐阜県・三重県・滋賀県・大阪府・兵庫県・岡山県・広島県・山口県・島根県・福岡県・大分県・佐賀県・熊本県・鹿児島県

【終生飼養活動】
2022年4月～5月末日までに、全国から諸事情により行き場を失った猫234匹・犬1匹を引き取りました。

【センター引き出し・多頭崩壊救援活動】
2022年4月～5月末日までに、広島県内の全てのセンターに収容された殺処分対象の猫全頭、及び多頭飼養崩壊現場から猫169匹を引き取りました。
広島県内ではTNRや地域猫活動が盛んになったお蔭で、収容頭数が一昨年から減少を始めたので、その分、多頭崩壊現場に積極的に介入することにし、4月5月の間に猫82匹を引き取り、 18匹に不妊手術・ワクチン接種等の医療支援を行いました。

【野生動物の保護】
当団体では数年前から関係機関より各々の飼育許可を取って、積極的に負傷した野生動物や、生後間もなく親と別れた野生動物の赤ちゃんの保護育成放獣までの活動を行っており、 4月に生まれてばかりのキツネの赤ちゃんを保護し、6月には負傷した赤ちゃんタヌキを保護し現在も育成中です。

【野犬保護】
当団体の栃木拠点がある那須塩原市には野犬が多く、これまでも約30匹の野犬を保護育成しておりますが、今回は大掛かりな群れの保護に乗り出し、成犬3匹、仔犬5匹を捕獲保護し、仔犬以外は当施設で終生飼養するつもりです。

【譲渡活動】
2022年4月～6月末日までに、猫89匹・犬3匹を新しい家族の元や団体譲渡として送り出しました。

【TNRイノベーション活動】
当団体の広島と栃木の付属病院にて、野良猫にワクチン接種・ノミマダニ駆除・その他の医療を施し337匹をTNRしました。

【（一社）全国野良猫対策連合会所属団体と協働TNR一斉活動】
2022年4月～6月末日までに、大崎町2回（鹿児島県）秋田市（秋田県）三宅村（東京都）瀬戸内市（岡山県）那須塩原市（栃木県）光市（山口県）にて猫247匹をTNRしました。

【啓発活動】
政府の指示に従い新型コロナウイルスの感染予防を徹底した上で、 2022年4月、岡山県瀬戸内市で瀬戸内市主催の《出張みなしご庵》を開催し、武久市長と共に《瀬戸内市のTNR》と題したテーマでTNR活動の重要性について語ることができました。
また6月8日には、那須塩原市立大原間小学校5年・6年対象に命の授業を行うことができました。

＜ご支援くださっているみなさまへ＞
いつも、あたたかいご支援ありがとうございます。
飼い主の高齢化がきっかけで、犬や猫の多頭飼養崩壊現場が今後さらに明るみに出てくると予測されるので、犬猫みなしご救援隊はこれまでの実績をもとに、多頭崩壊現場救援を主とした活動を展開し、これからも皆さまのご期待にそえるよう、積極的に動物たちを救援していきたいと思います。
今後とも、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人　犬猫みなしご救援隊
代表・中谷百里

「特定非営利活動法人　犬猫みなしご救援隊」
http://www.minashigo.jp