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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2021年09月06日

「NPO法人兵庫猫のミーナ」さまの活動レポート(2020年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:兵庫県内

10月、あるウチの猫たちが、1匹も避妊・去勢手術をせずに増えているとの事で連絡を受けました。
家人は一人住まいの男性で、借金取りから逃げるために現在は家には住んではいず、今の内ならば猫の保護が出来るとの事でした。
早速、捕獲機をもって自宅に入りました。
ここに猫たちと人が住んでいたとは・・・屋根がある所と無い所、たぶんここがベットで人がここでご飯を食べていた?猫のカリカリや缶詰もあちこちに散在し、猫のトイレには糞が溜まっていました。
その中で猫たちがこちらをじっと眺めていました。

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人慣れはしているようで、人が居なくて寂しい~って目をして寄ってくる子も居ました。
家人が帰らなくなってしばらく経っていたのでしょう。
お腹を空かせた猫たちが、捕獲機を仕掛けてあっという間に捕獲できました。

近所の人が何事かと出て来られたので、話しが出来ました。
家の前は交通量が多くて、猫はほとんど外飼いなので、車の事故で無くなってしまう事が多かったそうです。
近所から何かと猫の事で苦情を言っても、変わることは無かったそうです。
家人は猫の手術には反対で、仔猫が生まれる事をあまり深くは考えていなかったそうです。
なぜ反対だったのか?手術が可哀そうだと思ったというのが建前で、本当はお金が勿体無いというか、手術のお金が無かったみたいです。
無責任な家の子供になった猫は本当に不幸です!
猫と生活をするというのは、それなりに経済力が要ります。
不幸な猫を増やさないための手術や、病気になったら医療費、食費に猫の砂代など、ただ可愛いだけでは無いのです。
責任感を持って生涯を幸せにしてやれないのならば、猫を飼う資格は無いのです!
  
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現在は、逃げ回っている家人に連絡を取って、猫の飼い主としては放棄をしてもらい、新たな里親さんを見つけるため、どんな人にでも馴れてくれるように修行中です。

<ご支援くださっているみなさまへ>

皆様から頂いたご寄付は、多頭崩壊の猫たちのため、そして行政から引き取った子猫のための医療費にさせて頂いております。
ミルクボランティアをしていますので、今年1月~10月末までに行政から引き取った赤ちゃんの数が100匹を超えました!
今年度末までにはまだ時間があるので、もう少し増えるかと思いますが、仔猫の命を救えたことは皆様のご協力のおかげだと感謝しております。



「NPO法人兵庫猫のミーナ」
※2021年5月に法人化を解散。現在は「猫のミーナ」として活動中
nekonomina

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