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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

猫又トリップ

2018年05月23日

人生を変えた猫

学生時代、猫モチーフの雑貨ばかり身につけている音楽の先生を見て、軽くひいていたという今回のオーナーさん。時を経て、まさか自分が猫雑貨に囲まれることになろうとは......。
猫雑貨を扱うお店の名前は「shironeko」。白猫を譲り受けてから、オーナーの人生は大きく変わったのでした。

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自分の番がやって来た


約束の時間にお店に伺うと、オーナーの武田理恵さんと白猫の「しろ」(15歳・女の子)が出迎えてくれました。さすがお店の看板猫だけあって、初めて会った人でも大丈夫みたいですね。"カシャカシャ"と先に撮影をはじめたものの、数分で「もうじゅうぶん撮れたでしょ?」と、急につれない素振りを見せるしろ。どうやらこの時間帯は、2階で日向ぼっこをすると決まっているようです。そうなれば、しろのご都合優先で!
武田さんにお話を伺います。

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おはようにゃ。

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撫でてくれにゃ。

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しっぽのチェック

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「扉開けてー」と撮影は一旦中断です。


武田さんとしろの出会いは、今から15年前。知人が生後半年のしろを保護し、里親にならないかと武田さんに連絡してきたのでした。
そのとき、武田さんは過去の切ない体験を思い出します。

武田さんは以前に猫を保護したことがありました。甘えてくる姿にすっかり魅せられ、一緒に暮らそうかぁと、その迷い猫に「ミュウ」という名まえを授けたのもつかの間、元の飼い主さんが見つかり二人は離れ離れに......。

「白猫の里親にならないか」という電話を受けた時、あの時のミュウが生まれ変わって、ようやく自分のところにやってきてくれたと思えたそう。
「今度は自分の番だ」と、武田さんは里親を引き受けます。



猫との時間


しろを引き受けて以来、しろとの生活にすっかりメロメロになった武田さん。そこから、彼女の人生は大きく動き出します。
元々会社勤めで帰りが遅くなってしまうことも多かった武田さん。「もっとしろとの時間を増やせないかな」と考えた結果が、猫雑貨を扱うセレクトショップ「shironeko」のオープンでした。
しろがお店にも顔を出すようになったのは、以前の店舗から現在の店舗兼住居へ引っ越した2年半前から。ますます武田さんと一緒にいられる時間が増えて、シニア猫にはベストな環境になったのは言うまでもありません。

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いつも一緒に。

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身だしなみを整えます。

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接客もお任せください。




一時は落ちた体重も


1年前に嘔吐を繰り返し、体調を崩したしろは血液検査で腎臓機能の低下(年相応)を診断されます。点滴に通い、吐き気止めを飲ませ続け、半年後には無事快方に。600g落ちた体重も今は4kgまで取り戻し、絶好調のよう。今日も階段、デスクを軽快に登って行きます。

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器に高さがあって、

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とても食べやすいのです。


体調不良からドライフードは腎臓ケアの療法食に切り替え、市販のウエットフードには「PEキドキュア」(ペティエンス)パウダーを馴染ませて与えています。(尿毒素・リンを吸着して排泄、整腸作用と便秘対策。)ウエットフードは「水分補給」の役割も兼ねているとのこと。
フードはその時に食いつきの良いものをチョイス。猫の飽きは結構早い!のは、どの家庭でもあるあるなのではないでしょうか?

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食べたあと お皿は洗わず 顔洗う

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元気にごちそうさまー!




徒歩2〜3分の安心感


今後、しろにどうなって欲しいですか?との問いに「穏やかに過ごして......。」と言いつつ、ほろりとくる武田さん。店のオープンから12年、武田さんのセレクトした猫雑貨に吸い寄せられ、ファンも増え、猫好きなお客さんとの親交も随分深まりました。

その中で、お客さんの飼い猫が亡くなったとの知らせを受けることも増えました。それは15歳のしろと暮らす武田さんにとっても他人事ではなく、心構えをしなくてはと思ってはいるのですが、今は考えるだけで、もうダメ。涙腺がゆるんでしまいます。

最後に......、新しい店舗兼住宅に引っ越して、一番良かったことは、動物病院が徒歩2〜3分のところにあるということ。ち、近い!近過ぎる!!しろを連れて行かなくても、ちょっとした相談ができる動物病院の先生がいて、そういう安心感があるからこそ、猫も人間も健康でいられるのだと思いました。

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いつだって安心。

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振り返れば、いつもいるから。


お店の近くには紫陽花で有名な「長谷寺」があります。6月の鎌倉散策の際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
運が良ければしろと、素敵な猫雑貨に会えることでしょう。

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■instagramはしろさんの登場多め!@shironekokamakura



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猫又トリップライター紹介

ケニア・ドイ

1972年兵庫県生まれ。ほとんど犬猫カメラマン。著者に「ぽちゃ猫ワンダー」(河出書房新社)、「じゃまねこ」(マイナビ出版)がある。新刊「ご長寿猫がくれたしあわせな日々~28の奇跡の物語~」祥伝社より絶賛発売中。現在、黒背景で行うペット撮影会「ドイブラック」を全国で展開中。

http://kenyadoi.com

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カテゴリ: 猫又トリップ
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みにゃさまのコメント

人の生き方をガラリと変えちゃう猫の魅力ってスゴいですよね!
私もそのひとりです。

by あけ 2018-05-23 14:16

動物が嫌いだった私が一目惚れしたのが白猫鍵尻尾のブルーアイでした。触った事も無いのに大切に家族になります宣言から三年経ちますが荒々しかった私が優しくなったと回りに言われますwニャンのお陰

by ともちん 2018-05-23 14:40

元々は犬好きでしたが、猫と暮らす様になって、猫の魅力にはまりました。なので今は両派(笑)です。

by 名無し 2018-05-23 20:53

こちらのお店の看板娘のしろちゃんとてもフレンドリーで可愛いく
店主の武田さんもとても素敵な方です♪
隠れ家のようなお店ですが猫好きにたまらないお店です(=^・^=)

by ミミチロ 2018-05-23 21:03

あけさん
住環境や働き方さえも変えてしまう猫の魅力をこれからも発信して行きたいと思います。
応援よろしくお願いしまーす。

by ケニア・ドイ 2018-05-25 10:08

ともちんさん
そうだ!性格まで変えてしまうのかも知れませんね!!

by ケニア・ドイ 2018-05-25 10:11

名無しさん
犬も猫もどちらも好きな人が多いような気がします。私も甲乙つけがたいです。
どちらが自分の暮らしにマッチするか、ですよね〜

by ケニア・ドイ 2018-05-25 10:15

ミミチロさん
えー!常連さんですか!コメントありがとうございます。
一見でしろさんの魅力をお伝えできたかどうか…
この日はぬいぐるみが飛ぶように売れ、武田さんのセレクトセンスには感服いたしました。

by ケニア・ドイ 2018-05-25 10:20