ページ内を移動するためのリンクです。
ここからメインコンテンツです

[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2015年11月30日

「公益財団法人 神奈川県動物愛護協会」さまの活動レポート(2014-15後期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:神奈川県内

【ノラ猫の不妊去勢手術・傷病治療】
実施期間内のノラ猫の不妊去勢手術頭数は478匹(オス211匹、メス267匹)でした。横浜市の方は、当協会のノラ猫減らしたい賛助会員に入会されるとノラ猫の不妊去勢手術が補助金内で受けられるようになったことが手術頭数の増加につながったと思います。また、協会スタッフが捕獲に行った回数は14回、捕獲頭数は84匹、不妊去勢手術を行うためのノラ猫捕獲器貸出延台数は55台でした。診療を行った傷病ノラ猫は302件、里親探しなどの一時保護猫の診療は120件でした。

【保護譲渡】
実施期間中の譲渡数は、子猫15匹、成猫5匹、成犬5匹の25匹、新しい保護は、子猫6匹、成猫4匹、成犬5匹、子犬3匹の18匹でした。珍しく子犬の保護があったのですが、1匹はアカラス症(毛包虫の寄生による皮膚病)で殆ど被毛がない状態でした。当初「疥癬」と言われて保護しましたが、検査をしたところアカラス症でした。現在はだいぶ毛が生えてきましたが、完治までにはまだ時間がかかりそうです。

kanagawaaigo2015L-2.jpg
アカラス症の子犬(1ヶ月後)
治療薬とシャンプーでだいぶ良くなってきたところです。しかし、症状を繰り返すので安心はできません。

kanagawaaigo2015L-3.jpg
入院しているノラ猫たち
付属動物病院では所狭しとノラ猫たちが入院しています。

施設には、常時60匹程の動物たちが保護されているため、新しく保護する際の感染症対応には非常に注意を払っています。

【今後の展望】
神奈川県の一部では行政での殺処分ゼロが実現していますが、ノラ猫出産での保護依頼やノラ猫問題での相談は後を立ちません。とても狭い付属動物病院ですが、今後も不妊去勢手術を推進し、不幸な命を増やさないために手術頭数を増やして行きたいと思います。

<ご支援くださっているみなさまへ>
いつも皆様の暖かいご支援を頂戴させて頂き心から感謝申し上げます。
当協会では、保護譲渡や不妊去勢手術の他、特に一般病院で診療を受けることが難しいノラ猫の傷病治療をできるだけ行うようにしております。今後とも、皆様からご支援を賜れますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
尚、HPの他、公式ブログ、ツイッター、フェイスブックがありますのでお時間がございましたら、ぜひご覧ください。


「公益財団法人 神奈川県動物愛護協会」
http://www.kspca.jp
  • ツイート
  • いいね!