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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

道ばた猫日記

2012年04月17日

「 アタシの男 」

 猫びより5月号が発売中です。
 
 今号では、「やっぱり多頭飼い!」特集の頁で、佐倉市在住の佐藤さんご夫妻と暮らす、イチ、ゴー、ナナの3きょうだいを「捨て猫3きょうだいがある日我が家にやってきた」という記事に書いています。猫を飼うのは初めてというのに、捨てられていたきょうだい子猫3匹をどの子も残すにしのびず、きょうだいごと引き受けてしまったというご夫婦。3匹の、こころもとろけるような睦みぶりが見どころです。
 
 もうひとつ、「此木三紅大(コノキミクオ)と猫」という頁も書かせていただきました。戦後最大の才能とも謳われた画家此木さんの、私も負けそうなくらいの猫好きぶりが読みどころ。少年時代、捨て猫を拾ってきては、父親に「捨てて来い」と叱られ、「おとなになったら猫をいっぱい飼ってやる!」とこころに決めたのだとか。いまは6匹の猫と、やはり猫好きの夫人とともに暮らし、猫の絵も像も詩も、愉しく創り続けていらっしゃいます。
 
 その此木さんが毎年開催する「猫ねこ展覧会」がことしも4月20日から6月24日までの日程で開かれます。全国の猫好きにかけては人に負けないと自負する作家たちによる愉しい展示です。会場では、此木さんの愛猫6匹のうち必ず誰かが出迎えてくれるでしょう。
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 場所は、千葉県匝瑳(そうさ)市にある松山庭園美術館。10時から17時まで、金・土・日・祝のみの開館です。田んぼのなかの小道を進んだ小さな丘の上にある、庭園がみごとな、でも、とてもアットホームなおもてなしの個人美術館です。会期中には、真打王楽さんの猫落語、持ち寄りの猫の詩朗読会、浦安の猫実珈琲店の出張珈琲など、いろいろな愉しい企画がそろっています。ちょっと遠いですけど、ぜひ!
 
 わたしも2点、写真を出品しました。「好奇心」と「アタシの男」というタイトルです。2点とも房総の漁村で撮った写真です。「アタシの男」は、猫さんの男であって、私の男ではないので、あしからず(笑)。下の写真に写っている黄色いガタイのいい猫さんと橋のたもとで遊んでいたとき、白黒のうら若い雌猫さんがすっとんできて、黄色い猫にすりすりし、私に向かって「アタシの男だからね」と言ったのです(笑)。出品したのは、この色男がこっちを向いている写真にしました。
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写真

道ばた猫日記ライター紹介

佐竹 茉莉子(さたけまりこ)

フリーランスのライター。路地や漁村歩きが好き。町々で出会った猫たちと寄り添う人たちとの物語を文と写真で発信している。写真は自己流。著書に『猫との約束』『寄りそう猫』『猫だって……。』『里山の子、さっちゃん』など。朝日新聞WEBサイトsippoにて「猫のいる風景」、辰巳出版WEBサイト「コレカラ」にて「保護犬たちの物語」を連載中。

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カテゴリ: 道ばた猫日記
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みにゃさまのコメント

時間をつくって是非とも行かねば・・・。
そんな気持ちになりました。

『アタシの男』
まさにそんなお写真ににやりです。
素敵なお話とお写真、ありがとうございました。

by よーこ 2012-04-18 00:37

いつも素敵な写真で楽しませて頂いております。
近くならば行きたいのですが・・・
とても残念です。 

by うめのかつお 2012-04-18 21:05

タイトルにドキッとして読み始めましたが、なるほど、雌猫さんすごい目ヂカラですね。若いっていいなあ~
展覧会も近くなら絶対行くのですが。
せめてこのブログで、楽しませていただいております。

by たこやき 2012-04-18 22:45