フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:山口県山口市
私達『さくら猫やまぐち』は、TNR活動(飼い主のいない外猫を一時保護して、不妊・去勢手術を受けさせ、元居た場所に帰し、繁殖を止める)を主たる活動としております。
猫ファースの、できる限り素早く細やかな対応を心がけております。
宅残の猫たちと出会う中で、保護が必要な仔猫や、怪我や病気の猫は保護することもあります。
そんな中で保護した、白猫のしろくま君と、ぴあ君が、何もしなければ100%なくなってしまう『FIP(猫伝染性腹膜炎)』を立て続けに発症してしまいました。
助けるためには高額な治療費がかかりますが、皆様からのご支援があることで思い切って、迅速に治療をスタートすることができました。
どんどん表情も明るくなり、寝てばかりだった2匹も活発に遊んで、しっかりご飯を食べて、順調に回復をしております。
皆様からの支えがあったからこそ、今の元気な二匹が居ます。とても心強かったです。

しろくま君と、ぴあ君。みんなと仲良く元気に過ごしています
年末には、20匹以上の外猫がいるお宅よりのSOSで、10匹の仔猫の保護と、13匹のTNR対応をしました。
高齢の御夫婦では、捕獲や一時保護、病院への搬送が難しいとのことで、全てこちらが対応することなりました。
これだけの数ですので依頼者による手術費用の全ての負担は難しいことが予想されましたが、放っておけば春には仔猫たちも妊娠できる月齢となり、さらにたくさん繁殖してしまいます。
見過ごすわけにはいきません。
そんなときも、皆様からのご支援のお陰様で、すぐに行動に移すことができました。
(幸い、依頼者さんが時間はかかっても費用負担をとの意思がありました。)
仔猫たちもですが、TNRした大きな子たちも風をひいてくしゃみをしたり、目がショボショボで目やにが出ている子ばかりでした。
TNRの子たちもお外に帰る頃には症状も改善して、仔猫たちもみるみる元気になり、痩せていた体もふっくらしていています。
人馴れがまだまだな子もいますが、安心できるお家、最期まで愛情を注いでくれる家族に出会えるよう、譲渡の方もより一層力を入れていきますので、これからも保護っ子共々、応援していただけると嬉しいです。
本当にありがとうございました!
仲間やきょうだいたちと合流できて一安心の様子の仔猫たち
涙目がひどく、目の周りの毛が脱毛していましたが、生えてきてますます可愛いお顔に
キャリーケースには、今から不妊・去勢手術に向かう子たち。みんな無事に終わり元気にお外に帰って行きました。
<ご支援くださっているみなさまへ>
この度は、私達の活動と猫たちへのご支援、本当にありがとうございました。
私達の力だけでは、とてもではありませんが、保護している50匹以上の猫たちにご飯を食べさせていくことも、病気の治療をすることもできません。
猫たちのためにと善意のお気持ちを寄せてくださる皆様のお力添えがあってこそです。
数人ではどうにもならないことも、たくさんの力が集まれば出来ることがたくさんあります。
支えてくださる方たちが居てくれるからこそ、なんとか踏ん張って、日々命と向き合うことができております。
今後とも無理のない範囲で、どんな形でもいいので、ご支援くださると嬉しいです。
「さくら猫やまぐち」
https://sakuraneko-yamaguchi.com