フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。
実施場所:徳島県徳島市
今年度もご支援くださいまして本当にありがとうございました。今年も沢山のレスキューがございましたが、そのうちのいくつかをご紹介させていただきます。
ひとつ目は、管理センターに収容されていた母犬のレスキューです。
この母犬は、5匹の子犬と一緒に管理センターに収容されていました。痩せていた母犬は子犬5匹に授乳しながら収容施設にいました。センター職員に確認したところ子犬5は引き取り手があるのだけれど、母犬は成犬で怪我もしていることから子犬と一緒に引き出してもらえないとのことでした。私たちは、できれば子犬と一緒に引き出したかったのですが、すでに決まっていたことで残念ですが親子で引き出すことは叶いませんでした。私たちは、母犬を引き取りました。
保護時はとても痩せていて怖がっていました。
今では避妊手術と怪我の手術も無事に終わり里子に出る準備が整いました。名前はポッコと名付け、今では本当に人懐こくて甘えん坊でとても愛情深い可愛い子です。
いつでも新しい家族のところへ行く準備ができています。
もう一つは、迷い込んできた猫の餌やりから20頭まで増えた田舎の民家のTNR活動です。
はじめは迷い込んできた猫に餌をあげただけでしたが、最終的に20頭まで増えてしまい、相談を受けました。現地に確認に行くと沢山の猫がいました。
徳島では、高齢の方にはまだまだ避妊去勢手術の意識が低く、このようなケースの相談が度々寄せられます。
こちらの現場に関しては、餌をあげていた方に猫が慣れていたので、協力してもらいながらどうにか短期で全ての猫を捕獲し手術することができました。これ以上増えることはないかと思いますが、もし知らない猫が迷い込んできたらすぐに対応することを説明してどうにか問題を解決することができました。
その他、高齢単身者が飼っていた19歳のトイプードルの保護や猫のために窓を閉めて眠れない高齢者からの保護、ブリーダー崩壊からの小型犬の多頭保護、管理センターからの処分対象犬猫の保護などいろいろとありますが、皆様のおかげで出来る限り多くの命を助けることができました。
<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもご支援くださいまして本当にありがとうございます。私たちの活動は、不幸な動物たちを思う皆様の優しい気持ちと善意で続けられています。これからも不幸な動物がいなくなり人と動物が共生できる優しい社会づくりのため、ご支援くださる皆様の思いを背負いながら頑張っていく所存です。
「特定非営利活動法人 HEART」
https://www.heart-tokushima.com/