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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2025年05月07日

「神戸ノラネコTNR実行委員会」さまの活動レポート(2024年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:兵庫県神戸市、近隣の市町村

最近は、一人暮らしの高齢者から、病気のためや施設入所のためなどの理由で、猫が飼えなくなったので預かってほしいという相談が増えてきています。
また、飼っていた猫が亡くなってさみしいので、高齢だけど飼いたいという相談もあります。
高齢社会ならではの相談と思いながら、ご相談にのったものの、次の里親さんを探すのに一苦労。
 
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1例目は、ブランド猫6歳の女の子。

ペットショップで購入され血統書のついたとても穏やかな猫ちゃんでしたが、飼い主様が病気療養のため飼えなくなりました。預かったものの、我が家は多頭飼い(保護中の預かり猫でいっぱい)のため、猫ちゃんは非常に居心地が悪そうでした。結構強い子で、我が家の猫たちが近くを通るたびに、パシッパシッと猫パンチを繰り出していました。他の猫ちゃんが怖かったのでしょうか、いままでに1匹で飼われていたこともあり、すごいストレスがかかっているようでした。
早く安住の地を見つけてあげないと、とアンテナを張り巡らし、この子にとって一番いいのではと思える里親様が見つかりました。
猫ちゃんはいまでは、1匹で家族の愛情に包まれ、のんびりと猫ライフを楽しんでいます。

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2例目は、以前当団体から譲渡した姉妹猫

高齢で認知も危うくなってきたので、猫のお世話ができなくなったという依頼でした。猫と一緒に入所できる施設もご紹介しましたが自宅から遠く、親戚の方のご意見もありその施設に入所は無理とのことで、当団体で引き取ることになりました。
いろいろ探していると、以前里親様になっていただいた方の知り合いで、高齢だけど同じ敷地内に息子夫婦が住んでおり後々は大丈夫なので猫が飼いたいという方がおられ、うまい具合にマッチング成功。 元の飼い主様は安心して、海外に住む娘さんのところへ行かれました。
新しい生活を得た姉妹猫も安住の地を見つけました。

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3例目は7歳の三毛猫ちゃん

譲渡会では、いろいろな猫ちゃんが参加します。でも、猫の寿命がどんどん延びて最近では20年以上生きる猫ちゃんもいますので、里親様になっていただくにあたり、その猫ちゃんの面倒を最後まで見ることが可能であるという譲渡条件が付きます。
そのなかで、飼っていた猫が亡くなってさみしいので猫が飼いたいというご夫婦が来られました。お伺いすると、上記の条件に合うのが微妙な年齢の方でした。
当団体で保護している猫はいろんな年齢の子達がいます。長年譲渡会には出ていなかったのですが、穏やかで人馴れ抜群の7歳の三毛猫ちゃんのことが、ふと頭に浮かびました。
希望されている方に、その猫の話をすると、一度見てみたいとのことで、お話を伺ってびっくり。亡くされた猫ちゃんも同じ三毛猫で、なんだか縁を感じました。
いまは、お互い幸せに暮らしています。



<ご支援くださっているみなさまへ>
高齢化社会がすすみ、猫が飼えなくなったという相談がどんどん増えていくと思います。
猫は環境が変わると非常にストレスを感じる生き物です。長年飼われている猫ちゃんにとって、飼い主が変わるということは大変なことで、避けられない場合は、できるだけストレスのかからないよう配慮する必要があります。
その反面、高齢になっても猫が飼いたいと思われる方も増えてきています。
当団体は、猫も、人も幸せに暮らせるお手伝いが少しでもできたら、と思い活動しています。



「神戸ノラネコTNR実行委員会」
https://kobe-noraneko.amebaownd.com/
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