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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2025年06月09日

「神戸にゃん太の会」さまの活動レポート(2024年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:神戸市長田区、灘区、垂水区

私たち神戸にゃん太の会は、地域にいる猫たちが幸せに暮らし、人と共存できる社会の実現を目指して、様々な活動に取り組んでいます。主な活動としては、飼い主のいない猫に対するTNR(Trap-Neuter-Return)による繁殖制限や保護猫活動、そして傷病猫の治療を行っています。
10月~12月の期間中に実施したTNRの件数は10件です。

【TNR活動の一例】
◆実施場所 : 神戸市長田区
ある自治会からの依頼を受けて、TNR活動を行いました。この地域では、住民の方々の努力により、猫たちの不妊手術が進められていました。しかし、未手術の猫を中外飼いしていたおじいさんの入院に伴い、それらの猫たちが取り残されてしまいました。

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このため、自治会からその猫たちの手術を行ってほしいとの相談をいただきました。
活動の結果、合計9匹の猫に不妊手術を実施することができました。

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また、現地で生まれた2匹の子猫を保護し、新しい里親を募集することにしました。
手術が完了した猫たちは地域猫として、引き続き住民の皆さんにお世話していただけます。

【譲渡会開催】
◆実施場所:神戸市灘区、垂水区
保護猫たちに新しい家を見つけるために定期的に譲渡会を開催しております。

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2024年10月〜12月までに計4回開催することができ、正式譲渡になった猫の数は20匹を超えました。
今年度の累計譲渡数は100匹以上になります。
猫たちの幸せな未来が増えていくのは、保護活動の大きな励みになります。

【多頭飼育崩壊からのレスキュー】
◆実施場所 : 神戸市長田区
2024年3月に多頭飼育崩壊が発覚し、27匹の猫を保護しました。
このケースでは、91歳のおばあさんが自宅で不妊去勢されていない猫を繁殖させていました。
しかし、おばあさんが倒れて入院し、その後施設に入所することになったため、家の中の猫たちが取り残される事態が発生しました。

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当会にはシェルターがないため、一度に多くの猫を保護することは困難でしたが、幸運にも仮シェルターを一時的にお借りすることができました。その結果、メンバーの各家庭に分散しながら15匹の猫を保護しました。
残りの12匹は動物管理センターに預かってもらい、すべての猫を無事に保護することができました。
保護した猫たちのお世話は、メンバーが毎日朝晩交代で仮シェルターに通っています。
里親募集は少しずつ成果を納め、当会の保護枠が空いたため、動物管理センターに預けていた猫たちも引き取ることができ、すでに全ての猫の引き取りが完了しています。
保護猫譲渡会やSNSを通じての里親募集を行っており、現在までに15匹の猫に里親様が見つかり、新しい家で幸せに暮らしています。

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残りの12匹についても最後の1匹が決まるまで引き続き、里親募集していく方針です。


<ご支援くださっているみなさまへ>
この度は温かいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
現在、当会では多頭飼育崩壊からレスキューした猫を含め、約100匹の保護猫を抱えています。その中には、里親募集ができない傷病猫もたくさん保護しています。
おかげさまでその猫たちのフードや猫砂を購入したり、必要な医療を提供することができました。
また、自分たちで譲渡会も開催することができました。
今後の展望としては、増え続ける高齢者と猫の問題にも取り組んで参りたいと考えております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



「神戸にゃん太の会」
https://nyantafe.my.canva.site/
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