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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2025年04月28日

「猫のミーナ」さまの活動レポート(2024年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:兵庫県全域

ここ数年、神戸市動物管理センターのミルクボランティアとして引き取る子猫のほとんどを、エイズ陽性の反応が出た子猫を引き取っています。

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引き取った当時の頃

ミルクボランティアで我が家に来る子猫たちは、まだ小さくてお母さん猫の抗体が残っている赤ちゃんばかりです。

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ミルクを飲んでスクスク育っている頃

その時点で血液検査をすると、お母さんがエイズ陽性だった場合は、その母体で育った仔猫もエイズ陽性反応が出るのです。
我が家に来てからはミルクを飲ませて、大きくなると離乳食を食べさせて、もう1匹でもトイレで用を足すことが出来るしカリカリも食べられる頃になる、生後2ヶ月になるとお母さんの抗体も消えてしまい、再び血液検査をするとほとんどの仔猫はエイズ陰性になっています。
中には抗体がまだ残っているからなのか、4ヶ月まで掛かる子猫も稀にはいますが、100%陰転しています。
エイズ陽性だった乳飲み子と、陰性の乳飲み子と同時に子育てをすることがありますが、どちらかというとエイズ陽性の乳飲み子の方が強くて、病気もせず、育てやすく感じるので不思議に思います。
今までには生後2~3ヶ月で引き取ったエイズ陽性の仔猫もいますが、その子たちはどの仔猫も陰転する事はありませんでした。
生れてから感染した場合は厳しいのでしょう。
でも、エイズ陽性の仔猫たちも、大人でエイズ陽性で引き取った猫たちも、みんな新しい家族に引き取られて、幸せに暮らしています。

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大きく立派に育ち譲渡先に行く前の様子

ストレスが無く、愛情をかけて育ててくれれば、陽性であっても発症することなく寿命を全うできます。
エイズと言うと多くの人が「人にもうつるの?」と聞いてこられますが、猫のエイズと人のエイズは全く違うものなのです。
それに猫エイズ陽性の猫だからといって、そんなに次々と猫にうつることもありません。
交尾や喧嘩してうつることはあっても、普通の生活を一緒に生活していても避妊去勢手術をしたり、仲良し同士ならばうつらず、問題は無いのです。
今までならば処分対象であった猫を、これからも引き取って、育てて、新しい家族を見つけてあげたいと思っています。


<ご支援くださっているみなさまへ>
毎年1匹でも多くの子猫を引き取るには、必要経費がその分多く掛かります。
頂いた大切な募金は、仔猫たちのミルクや離乳食、そして医療費にと使わせて頂いております。
これからも応援を頂ければ、救える命に繋げていきますので、ご支援をよろしくお願いいたします。



「猫のミーナ」
http://miina300.blog.fc2.com/
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