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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2023年12月18日

「PAK 保健所の犬猫を救う会」さまの活動レポート(2022年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:神奈川県、与論島

[エピソード1:飼い主放棄の犬たち]

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お一人暮らしで88歳の飼い主さんから犬を手放したいとのご相談がありました。前の犬が亡くなった時にご主人84歳、奥さま82歳。気落ちしている奥さまのためにと子犬を購入したとのことでした。その後、奥さまが亡くなり、ご主人も年齢を重ねられ、いよいよ犬の世話が大変になってきてのご相談でした。10kgを超える大きなキャバリアの男の子(5歳)でした。
過去に繁殖犬として長年ケージに閉じ込められ足が萎え、心臓病もあるボーダーコリーをレスキューし、その子を迎え看取ってくださったご夫婦にお声かけし、家族に迎えていただくことができました。

続けて、飼い主が入院し余命わずかのため引き取ったが、とても世話ができないと相談がありました。犬は今年12歳になる20kgの柴犬です。新しい飼い主さん探しは年単位だなぁと思いましたが、お引き受けしました。性格はとても良い子で、お散歩途中でよく「可愛い」と声をかけていただくことがあります。
現在、里親様募集中です。(2023年6月30日時点)

[エピソード2:側溝に捨てられていた子犬ほか]

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ハシゴをかけないと降りることができない側溝に、子犬が4匹捨てられている、見つけた人が2匹だけ連れて帰り、残された2匹はそのまま水に浸かっている、すでに4日経っている...との相談が北関東の某団体に入りました。
団体の代表がすぐに現場に行き、側溝に降りて2匹を引き上げ、シェルターに連れて帰りました。
その後、当会に引き取りの依頼をいただき、この子犬の他、人慣れしないまますでに5ヶ月くらいになっていた元野犬の兄妹とともにお引き受けしました。
側溝に浸かっていた子犬は、ほどなく健康を回復し、新しいご家族のもとに送り出すことができました。
元野犬の兄妹は、少しずつ慣れてきており里親様募集中です。
これらの保護犬たちは毎月開催している里親会・譲渡会などのイベントに参加しました。
特に12歳になる柴犬のミミは多世代交流事業にセラピー犬として、セミナーにも参加いたしました。


<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもご支援くださり、ありがとうございます。
鎌倉市・藤沢市を中心とする湘南地域に拠点をおき、20年以上にわたりコツコツと活動しています。
おかげさまでレスキューした犬猫は2000頭を越えました。
その成果の一部として神奈川県は殺処分ゼロになりましたので、現在は、今なお多くの犬たちが殺処分されている他県の犬猫も多く手掛けております。
当会は、中型~大きめ雑種や地域猫が主体となりますが、日本の犬猫のQ O L(生命の質)が少しでも上がっていくよう、これからも地道に誠実に活動していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。



「PAK 保健所の犬猫を救う会」
ホームページ http://nazozen.my.coocan.jp/
インスタグラム paws_adoption_kanagawa
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