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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2023年12月18日

「にゃんぽみち」さまの活動レポート(2022年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:静岡県富士市 富士宮市

①去年に続き、今年も5月の連休に緊急の保護依頼がありました。
知り合いのボランティアさんからの電話で旅行者の人がカラスに襲われていた赤ちゃん猫を見つけ1匹襲われていて他の兄妹もいて急いで病院へ連れていってくれたそうです。

襲われた子は低体温になっていて、たぶん厳しいから病院で引き取ったそうだけど、あとの3匹は大丈夫だから保護してくれるところを探した と連絡が来ました。
それから、じきに連れてきてくれたので受け取りました。まだ産まれて10日ほどの片目が開いているベビーたちでした。松林に遺棄されていて1匹襲われた子は5メートルほど離れていたそうです。

ベビーたちはミルクを、わりと上手に飲みました。お腹空いていたんですね。
保温してお世話が始まりました。名前も付けて、胡蝶蘭の品種からさんご♂みやび♀リオ♀と名付けました。

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一番小さいリオちゃんがクシャミをして風邪をひいてました。みんな目ヤニで目がくっついてます。クシャミをするので心配で、毎日病院へ通いました。さんご♂みやび♀はミルクを上手に飲んでくれましたが風邪をひいているリオちゃんはミルクを少ししか飲みません。

2匹は、わりと上手に飲んで大きくなりましたが、リオちゃんは大きくならなくて毎日、通院してなんとか育ってほしかったんですが来て8日目に逝ってしまいました。最後まで頑張って生きようと、当日もミルクを少し飲みました。とてもえらかったです。

その後、みやび♀の目に傷ができてしまい眼球が濁って白いものがのってしまいましたが眼科専門病院で出されるお薬を飲んで、ほぼ治り今では、2匹とも元気でスクスク育っています。
もうじき里親募集します。(2023年7月9日時点)

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②知り合いからの情報で、
知り合い宅(80代のひとり暮らし)に近所の猫がエサをもらいに来ている
飼い主の90代のおばあさんは入院中で退院もいつになるかわからなく、家に帰ってこれるかもわからない
猫たちはお腹を空かせて近所までくる
未手術なので仔猫も産まれている との事です。

手術しなければ、可哀想な子が産まれ続けるので現場へ案内してもらいました。エサは、近所の人があげてくれていましたが、お腹を空かせて人恋しくて、庭のあちこちから姿を見せました。
去年秋に産まれたであろう幼猫、2~3ヶ月ぐらいの仔猫に母猫、オス猫たち複数がいました。
その日に、慣れているという若猫を保護し避妊手術も済ませ、その後譲渡しました。その後も慣れている子や慣れそうな幼猫若猫は保護しています。

エサを求めに行った近所のおうちの庭で2匹の若猫が子育て中だったことを見つけたメンバーが、ベビーふたご×2組計4匹を保護してきました。まだ親と離すのは可哀想でしたが、母猫は手術を済ませました。風邪をひいて目が目ヤニでくっついていて、生後3週間ほどと1ヶ月弱ぐらいの可愛い子たちでした。(以下、大きいふたごを「大」、小さいふたごを「小」)

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ミルクと離乳食で育てて風邪も良くなり目もパッチリ。とても可愛いです。「大」は、歩味あゆみ♂恵味めぐみ♀ 「小」はもん♂もか♀と名付けました。みな順調に育って可愛い盛りです。

順調に育ち身体も大きくなってきた「小」のもん♂もか♀も元気いっぱい。ある日、もん♂がコンコンと咳をしていることに気づきましたが元気で食欲もあったので様子を見ていました。
ですが6月半ばにご飯を食べなくなり、見ると呼吸がすごく早くなっていました。

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小さいふたご(左側:もん♂、右側:もか♀)

急いで地元の病院に行くと肺がおかしいのはわかったのですが、診断が出なかったので静岡市の病院へ行くと肺炎で肺全体が真っ白になり炎症していることがわかりました。
そのまま治療を開始して注射、投薬でがんばり、一度は上向いてご飯も食べるくらい元気になってきました。
呼吸は苦しいままでしたが、がんばってお薬を飲んでました。しかし、だんだん食が細くなりご飯が食べれなくなって、治療して2週間目に悪化してしまい片肺が無気肺になってしまいました。
それでもがんばっていたもんちゃん♂でしたが、呼吸が苦しくなり急いで循環器に力を入れている病院に飛び込んで入院、治療をしてもらうことになりました。ですが、入院したその日の夜中にもんちゃん♂は息を引き取りました。
がんばってえらかったね もんちゃん♂ もんちゃん♂に会えてうれしかったよ、ありがとう。

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<ご支援くださっているみなさまへ>
いつも、しっぽのついた子どもたちのことを想っていただきありがとうございます。
今年も、成猫も仔猫も沢山のお世話を自宅でしています。
仔猫の譲渡を頑張って少し減ったと思うと、あちこちに遺棄されたり相談がしょっちゅうです。
日々、限界の中での活動ですが可哀想な子があちこちにいます。
また、多頭飼育崩壊が多くどこも未手術なのでノミ薬、ワクチンなどもあり費用もすごくかかっています。 誰も費用を出してくれない現場がほとんどなので、いただいたご支援を猫さんたちに使わせていただいています。
ありがとうございます。



「にゃんぽみち」
https://nyanpomichi.me/
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