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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2023年09月22日

「人と犬猫の共生を考えるハッピーテール」さまの活動レポート(2022年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:長野県伊那市、諏訪市

1.伊那市 放棄されそうな柴犬の引き取りと譲渡 

3月、たまたま仕事でお邪魔したお宅の庭に、とても人懐っこい外飼いの柴犬がいました。お話しを聞くと、9才になる女の子。

その方は自宅の売却を望んでいたので、お節介ながらも、売却が決まったら、この子は連れて行ってくれるんですよね?と聞いたら、いや実は......連れて行かれない、と言うのです。
その人なりに知人などに引き取り手がいないか探していたようですが、個人では限界があります。すでに9才という年齢もあり近いうちに介護が始まるかもしれない...

可愛がっていないわけではないのですが、外飼いで散歩やご飯も1日一回。その時以外は接することも少なかったようです。

私たちが里親を探しますので引き取らせて欲しいと伝えて、1週間後に保護しました。
連れてきた最初の4〜5日は食欲もなく心配しましたが、落ち着いてきた頃に健康診断と避妊手術を行い里親探しをスタートしました。

年齢のせいか、なかなか希望者も現れず心配していましたが、譲渡会に来てくださったご家族の娘さんがとても気に入ってくれて、1ヶ月以上かけて家族と相談し、責任持って引き取りたいと申し出てくれました。
今では脱走防止のフェンスに囲まれたお宅でフリーで過ごし、散歩も1日2回は連れて行ってもらっていて、引き取りたいと希望してくれた娘さんに一番懐いているようです。素敵な家族に囲まれて、たくさん幸せになってほしいと願っています!

皆様の御支援のおかげで各種検査、不妊手術等の医療を受けさせることができました。心より感謝申し上げます。

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新しい飼い主さんご家族とお花見に


2.諏訪市 妻が外国人の困窮世帯

生活困窮者宅の多数飼育の不妊去勢手術に入り、この4月で1年が経ちました、餌やりさんは国も文化も違いルーズと言い訳。
最後の一匹になった時も捕獲を怠け約束を破りこの時ばかりは喧嘩でした。
皆様から頂きました大切な寄附で餌を買い私の実家で採れた沢山の野菜を持ち、最後にしてください残りの猫を捕まえてください!とお願いをして帰り、約束の翌日なんと嬉しい連絡が。五十七匹目の最後の猫が捕まりました。

しかし喜びはつかの間、餌やりさんの御主人が入院し仕事を失い奥さんも事情ありで働く事はできず最悪な状況に。
人間と猫の食料も底をつき行政に相談をしましたが人間二人と猫達のフード代はどこにも追いつかずご主人の年金も借家の支払いと水道光熱費で消える。
餌やりさんも猫達も三食お粥。こんな事が身近で起きています。私の家にある食料の持てるだけを持ち、エサやりさん宅へ、人間の生活が困窮し猫も不幸です。
人も弱い立場の動物も最低限安心した生活が送れなければ明日のことなど考える余裕もありません。
御支援くださる皆様、フェリシモ様の支え、御寄付により餌やりさんも私も今日まで来れましたことに心より感謝申し上げます。
たくさんの格闘と涙と。餌やりさんも私も共に猫を通じて成長し続けています。
この4月で猫の手術は全て終わりましたが、人間も動物も共に生きていくことしっかりと向き合い寄り添い真剣に取り組むこと
できることはまだまだたくさんあることが見えてきます他人事ではなく、自分事、いつ何が起こってもおかしくない不安定な今を共に生きていけるのも皆様のお力添えがあってのことです、本当に心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

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支援フードと餌やりさん

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手術が終わった猫たち

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手術が終わった猫たち


<ご支援くださっているみなさまへ>
御支援くたさる皆様、フェリシモ様、猫の多数飼育問題は社会全体の問題です。
手を差しのべてくたさる皆様のおかげで猫も人も救われております。本当にありがとうございます。



「人と犬猫の共生を考えるハッピーテール」
http://happytaillove.web.fc2.com/
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