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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2023年07月10日

「一般社団法人SORA小さな命を救う会」さまの活動レポート(2022年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:愛知県内

【空き家に置き去りにされていた15歳の柴犬ごう君】
2022年の夏前、高齢の飼い主さんが寝たきりとなり施設に入所され独りぼっちになってしまった柴犬のごう君

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隣県に息子さんが居たようですが飼い主さんは賃貸だったので、息子さんはごう君を置き去りにし退去手続きを済ませ、荷物を全て引き払ってしまい、ごう君を置き去りにしたまま居なくなってしまった事が分かったそうです。

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真夏の高温の時に電気も水道も止めて。
ごう君が生きていけない事は知っていたと思います。

ご近所の高齢のご夫婦がご自分のお家から電気を引っ張り扇風機と小さな電灯を付けてあげてお水やご飯をあげてくださっていましたが、施設に入所された飼い主さんの賃貸の家の大家さんが、頑張って面倒を見てくださっていたその高齢のご夫婦に家賃を請求するようになりました。

そこで、息子さんを探し出してごう君の事を連れて行ってあげて欲しいとお願いしたら、保健所で殺処分してもらうと返答があったそうで。。。

施設に入所された飼い主さんのお爺ちゃまを健気に待っているごう君を殺処分なんて考えられないと、ご自分達で一生懸命里親募集をしたり、片っ端からレスキュー依頼をしていたそうですが見つからず、やっと探し出した里親希望者さん宅で、ごう君は元飼い主の施設に入所されたお爺ちゃまのもとに帰りたくて、大暴れしてしまい正式に家族として迎えてもらえなかったそうです。

そこで私達の元にレスキュー依頼がありました。
レスキューに入った時には何も無いお部屋でごう君がポツンと寂しくこちらを見ていました。
ごう君は元の飼い主さんに凄く大切にされていたのが想像出来ました。
私達も里親さんにお願いしている首には刻印式の電話番号入りのIDカラーをしており、玄関には脱走防止ゲートが設置されていました。大切にされていたのだと思います。

ごう君は手が近くにあると叩かれると思うのかブルブル震え、目を瞑ったり、お尻の辺りに手がいくと口を当てて辞めて!っと意思表示してきます。

でも絶対噛んだ事は無いそうです。
飼い主さんが施設に入ってから、頑張って自分を守って来たのですね。
連れて行かれるトラウマか、クレートが大嫌いだそうで、入れるのに暴れて大変でしたが、時間をかけて何回かチャレンジしたらすんなりと受け入れてくれました。
ごう君が味わった長い間の寂しさとご近所の方々の愛情、毎日が山あり谷ありのジェットコースターのようだったと思いますが、これから赤い糸が見つかるまでは私達が絶対に絶対に最後まで守るので穏やかで楽しい毎日を過ごして欲しいなと思います。

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シェルターで2週間ぐらい過ごし優しい預かりスタッフのお家へ移動しました。
これから愛に満ちた生活をしながら赤い糸を見つけたいと思います。

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可愛いごう君の応援宜しくお願い致します😊


<ご支援くださっているみなさまへ>
この度、フェリシモ動物関連基金様を通じて大切な命をつながせていただくことができました。ほんとうにありがとうございました。
これからも一歩一歩ですが、丁寧に保護団体を運営していきたいと思っていますので、皆さま応援よろしくお願い致します。
この度はほんとうにありがとうございました。



「一般社団法人SORA小さな命を救う会」
https://sora-chiisana.org/
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