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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2023年06月05日

「淡路ワンニャンクラブ」さまの活動レポート(2022年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:兵庫県洲本市

淡路島ではまだ猫の室内飼いが浸透しておらず、家と外を自由に出入りしていたり、庭で餌をあげているということが多く見られます。
10月中旬、一人暮らしの高齢者の家の庭に七匹の猫がいるのを、たまたま訪問したスタッフが見かけました。

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(庭で餌をもらう猫たち)

その中に、砂利の上を下半身を引きずりながら這っている子猫がいました。
擦れて痛いのか、時々止まりながら餌のところまで進みますが、ほかの元気な猫達が先に食べてしまっています。
高齢者に話を聞くと、その子猫は一か月くらい前に交通事故にあったらしく、その時からか下半身をひきずっているそうです。
下肢を引きずっている子猫は私たちが保護、治療、残りの猫はTNRすることにしました。

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(TNR予定の猫たち)

二匹の成猫と三匹の子猫たちは不妊手術後緊急で里親募集をすると、全頭里親さんが見つかり 危険な場所に戻さずにすみました。
下肢を引きずっていた子猫は、生後半年ほどの女の子、ウメバチちゃん。

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腰椎骨折からすでに時間が経っており、手術などの治療はできませんでした。
引きずっていた足や臀部は出血しており、這って歩くのは痛かったと思います。
自力で排泄ができず、圧迫排尿がいることがわかりました。
圧迫排尿をしたことのないボランティアスタッフがほとんどですので、入院している病院に交代で行き、圧迫排尿の練習をしています。

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(入院中のウメバチちゃん)

いずれ保護施設に引き取り、里親募集をしていく予定です。
現在、春生まれの子猫二匹が、FIPを発症し、投薬治療をしています。

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FIPのため投薬中の子猫たち

投薬にはたくさんの医療費が掛かりますが、皆様のご支援によって治療をすることができています。 ありがとうございます。


<ご支援くださっているみなさまへ>
他にも圧迫排尿を必要とする猫が二匹、高齢な猫、人馴れが十分できていない猫など、譲渡の難しい猫が増えていますが、保護の相談は次々に来ます。
一匹でも多くの命を救い、里親様に繋げたいと思っておりますので、これからも応援・ご支援をよろしくお願いします。



「淡路ワンニャンクラブ」
https://www.awaji-wannyan.jp/
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みにゃさまのコメント

私の家の猫達も淡路ワンニャンから来た子がいます!スタッフの皆様の暖かい活動のおかげで救われた命がたくさんあります。
うちの猫達は元気に立派に成長しております!
微力ながら私も応援し協力していこうと思ってます!猫部の皆様もありがとうございます!

by あっちゃん 2023-06-06 10:43

あっちゃんさん、ありがとうございます。里親さんや支援者さん、猫部の皆様のおかげで、助けられた猫たちがたくさんいます。
これからも、よろしくお願いします。

by あーもん 2023-06-06 15:48