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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2023年05月29日

「NPO法人 湘南鎌倉猫ほっとさぽーと」さまの活動レポート(2022年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:神奈川県藤沢市、鎌倉市、逗子市、葉山町

逗子市内の住宅から、今年も母猫が子猫を連れている、という相談が保健所にありました。
当会は保健所と協力して野良猫の不妊去勢手術を推進しています。早速現地を訪問して状況確認です。餌をあげている方のお話によると、母猫は警戒心が強く、これまで餌やりさんや他のボランティアが捕獲を試みても捕まらなかったとのことです。

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子猫

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警戒心の強い母猫

子猫は小さく、餌場にはまだ来ていません。こうした場合は先に母猫を捕まえると子猫を保護しやすいので、まずは母猫の捕獲です。子育て中の母猫は警戒心が強く、なかなか捕獲器に入ってくれません。色々な種類の捕獲器(アクリル窓付き、吊り下げ式、ラウンドハウス等)に様々な餌(ウエットフード、アジの干物、フライドチキン、等々)を入れて捕獲します。猫との根競べです。

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母猫を捕まえる為に色々な種類の捕獲器を餌場に仕掛けます。

5日間捕獲器を仕掛けて母猫はやっと捕まりました。経験では残された子猫は最初はじっと隠れていますが遅くとも48時間以内には出てきます。今回の子猫も餌場から少し離れたお家の物置の下に籠城していました。母猫を捕まえてから30時間たった夕方、お母さんを求めて泣き始めて子猫の隠れ場所がわかりました。さっそく物置の周りに捕獲器を仕掛けます。子猫は空腹にまけて次の日の昼までに全頭捕獲器に入りました。

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1日以上食べていない子猫は捕獲器が閉まっても、そのまま一心不乱に餌を食べていました。

子猫は5頭。動物病院で初期検診等を行い、写真を撮ってインスタグラムで里親さん募集です。ありがたいことに多くの方が保護猫に関心を寄せてくださり、全員のおうちが決まりました。

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インスタグラムで里親さん募集



<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもご支援をいただき、有難うございます。
私たち「湘南鎌倉猫ほっとさぽーと」は、飼主のいない猫をふやさないことが最も大切との思いから、藤沢市、鎌倉市、逗子市、葉山町でそうした猫の不妊去勢手術を行っています。そしてその活動の中で保護した子猫やケガ・病気を抱えた猫の保護・治療・譲渡にも取り組んでいます。
これからも皆様から頂いたご支援を猫の幸せにつなげてまいりたいと思います。



「NPO法人 湘南鎌倉猫ほっとさぽーと」
http://nekohotspprt.jimdo.com/ 
kamakuranekohotspprt (インスタグラム)
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