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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2022年05月06日

「宮城県犬猫里親探しの会 バトンタッチ」さまの活動レポート(2021年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:宮城県遠田郡

私たちバトンタッチは、救わなくては、命を落としてしまう保健所に持ち込まれた犬猫や、遺棄された犬猫達を救う保護活動をしています。2021年10月下旬に、寒さ厳しくなる蔵王に、繁殖犬として使われ、あげく、遺棄されたと思われる大型犬のゴールデン2匹、黒ラブ2匹を保護した方から、救ってほしいという連絡を受けました。
雪深くなって寒さが厳しくなる前に引き取るため、現場に駆け付けました。大型犬は、痩せて汚れ切って悪い状態でしたが、健康診断をして、保護活動をしている方のご協力も得て、何とか保護することが出来ました。1匹目のゴールデンの男の子は、蔵王の保護活動をしている方の協力で、リバテイ君と名付けられ、血液の状態が良くなかったのですが、回復し、去勢もして現在里親募集となりました。

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2匹目の黒ラブの、メロウちゃんも、保護活動をしている方のご協力のもと、里親募集をしてくださり、足に悪性腫瘍が出来ていましたが、腫瘍を摘出して里親募集し、現在トライアル中になっています。

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3匹目の黒ラブの、はらこちゃんは、性格もよく、直ぐに避妊手術をして、新しい里親さんが決まって、幸せにしています。

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4匹目、ゴールデンの、クランちゃんは、避妊手術のための健康診断の、手術前の検査で、大きな肺癌が見つかり、余命3ヶ月との診断を受けましたので、バトンタッチで最後まで看取るため、現在は、バトンタッチで穏やかに暮らしています。

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昔より、犬猫を商売の道具として使い、人気が無くなったり、使えなくなった結果、無責任にも、遺棄する悪徳繁殖屋が、後を絶たないし、結局、犬猫は利用されて捨てられる運命になっていることに、憤りを感じます。
年末になると、クリスマスプレゼントに、ペットショップでは、可愛い子犬や子猫が飛ぶように売れるそうです。可愛らしい子犬や子猫の陰で、檻の中に閉じ込められて産むだけの母犬や母猫がいることを、知ってもらいたいです。また、コロナ禍の中、ペットの需要が高まっていて、想像よりも飼育が困難だと、早々に手放す方も多いようです。そんな悪影響を受けた犬猫を救うためにこれからも、一匹でも多く救うために活動を続けていきたいと思っています。


<ご支援くださっているみなさまへ>
いつも、ご支援いただいている皆様には、心から感謝申し上げます。以前にも増して、犬猫に対して、人間のエゴからくる虐待やら遺棄がありますので、今後も、そのような不幸な思いをしている犬猫を救うために、活動していきたいと思います。バトンタッチは今年で結成11年目を過ぎました。ここまで活動できたのも、皆様方のご支援のおかげと、心から感謝いたします。


「宮城県犬猫里親探しの会 バトンタッチ」
http://batontouch.chu.jp/
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