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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

さくらねこブログ

2021年11月18日

姉猫とQOL

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妹の阿讃がこの世を去って数日が経ちました。
遺された姉のサンマの事を今後は最優先に考えなければなりません。
いつも通り甘えてくることもあれば、うろうろして玄関付近で大声で鳴くことも。
これは阿讃がやっていたパトロールを引き継いでいる感じなのかもしれません。

ちなみに、過去に折れヒゲをご紹介しましたが今は完治しています。

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いつも阿讃副長が寝ていた場所で大あくび。

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設置前のこたつ布団の中に洞窟を作って暖まりながらゆっくりしています。

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さて、今後のためにも一度病院にいって現在の状態を確認しないといけません。
なかなかキャリーに入ってくれなかったですが、数日家においていたらなんとか入ってくれます。
・・・が、病院では今まで聞いたことが無いような声で鳴いて不満を表しています。
阿讃の時にも思いましたが、猫さんのためとはいえ、こんなに嫌がることをしてストレスを与えてしまう事が良いのかどうかはすごく悩んでしまうところです。それが原因で発病してしまったら、など色々と考えてしまいます。

そして、注目の検査結果。
心臓についてはエコーの結果、壁の肥大など見られず音の異常もなしで健康とのとのこと。
そして腎臓についてはクレアニチン数値1.8以下が正常値のところギリギリではありますが1.7でこちらも健康。その他腎臓指標や他の結果についても問題なしで一安心!

正常値とはいえ少し高めなので、ケアのために体に良い食べ物に徐々に切り替えて行こうとなります。
今回、阿讃の件で色々と話を聞いてくれた人から言われてすごく考えさせられたのが猫さんのQOL(クオリティ・オブ・ライフ:生活の質)についてです。
「腎臓には良いかもしれないけど、好きでは無い療養食がメインになって長生きするのが本当に幸せなのだろうか」と思うことがある、と言われすごく納得してしまいました。
自分自身が、療養食だけになって寿命が延びるよりは、好きなもの食べている方がいいという考え方なので・・・猫さんたちはどう思っているんだろう?通院したり、食事が嫌いなものになったりして、そんなストレスを抱えている日々ってやっぱりつらいのかな、と。

もちろんできるだけ長く一緒にいたいのですが、猫さんの生活の質が保たれている事がすごく大事だと思います。
そういう意味では今の健康状態が分かったことはとても大きな一歩です。

さて、次は「食」
腎臓に優しいフードはどうなのでしょうか?

ちなみに、今食べているフードのシニア用は食べてくれなかった経緯があります。

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あ!めっちゃ食べてくれています!
最近食が細っていたので、これはダブルで嬉しいです。
ちなみに、今までのフードが奥なのですが目もくれません笑

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完食です。
QOL的にも一安心ですね。

二匹から一匹になってからですが、水の減りが半分になるのではなく減りがもっと緩やかになっています。トイレシートも明らかに半分以下の量です。
腎臓を悪くしたときの特徴、大量にお水を飲んで大量にオシッコをするということが起こっていたのだなと改めて感じました。
つまり、酷くなる前に早く気付くタイミングってあったということです。

阿讃を長生きさせてあげられなかった事への後悔は絶えませんが、姉のサンマ局長にはできるだけ穏やかにゆっくりしたシニアライフを送ってもらえるように頑張って考えていきたいと思います。



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さくらねこブログライター紹介

ねこせんせい

猫サポーター見習い。猫に産まれて来る予定が人間に産まれてきたため、今は猫さんたちに生かされています。地域猫活動の認知が広まって、不幸な猫さんが減りますように!そして、次こそ猫に産まれますように。

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みにゃさまのコメント

サンマ姉さん、元気そうな様子で良かったです。
食べてくれると、うれしいですよね。

うちのコは6歳半ですが、3日前からオシッコの回数が増え、今日検査してストルバイト結晶がある事がわかりました。まだまだ可愛い子供だと思っていた自分を反省。出来ることは何でもしていこうと思います。猫又になるまでいきてほしい…

by さび茶風 2021-11-20 22:33

ねこせんせい
サンマさんも
お家のあちこちで
阿讃さんの
匂いや思い出の場所で
もう居ない阿讃さんを
確認したりしているのでしょうか。
寂しさと居ない不思議さで
複雑な気持ちかもしれませんね。
シニアになってくると
いろいろ考えることも
多くなりますね。
でも阿讃さんのおかげで
サンマさんにはいろいろ
してあげられることが
多く増えそうですね。
うちの猫さんもシニア期に
入ってくる子もいるので
「長生きして幸せでした」
と猫さんに言われるように
日々、頑張りたいと思います。

by やまぶっく 2021-11-22 00:07

>さび茶風 様
同じく遺ったサンマ姉には猫又になって欲しいと思っております。
結石ですか・・・心配ですね。でも気付いてあげられて良かったです。
6歳半、確かに若い感じはしますがシニアの入り口という感じでもありますよね。
実家の新太郎さんも結石が出来たのですが食事療法で頑張っています。みなさん元気で長生きして欲しいです!

by ねこせんせい 2021-11-23 01:31

>やまぶっく 様
2週間経ちましたが、昨日は阿讃の居た場所パトロールみたいなことをしていたので探して居たのだと思います。猫嫌いのサンマが唯一心を許していた妹ですからねえ。喪失感がすごそうです。
なので、できるだけ一緒に居るようにしていますが・・・気がついたら布団に潜って一人で寝ていたりします。
阿讃に出来なかったケアをたくさんして姉を長生きさせてあげたいですが、阿讃とももっと一緒にいたかったです。こればかりはもうどうにもならないですけど。
サンマさんとの残った時間を大事にしていきます。

by ねこせんせい 2021-11-23 01:41