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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2021年09月10日

「アニマルライフセーバー」さまの活動レポート(2020年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:福岡県大牟田市及び近隣市町村

【可愛い首輪をつけていたのに】

この子は

こんなに可愛い首輪をつけていたのに

家族とは別の手に看取られて

虹の橋へ逝きました

animallifesaver-201225-1.jpg 首輪のある猫Ⅰ

負傷して保健所に収容された猫の情報が入りました。
収容された翌々日に状態が悪化したため、当会代表と副代表が
病院の診察を受けさせたくて、急いで引き出してきました。

診察の結果は、骨盤骨折、黄疸、腹部にはガスが溜まっており、
体温計で測れないような低体温でした。

animallifesaver-201225-2.jpg 首輪のある猫Ⅱ

命の危険があったため、即入院の手続きをして治療してもらいましたが、
その甲斐なく、翌早朝 亡くなったと病院から連絡がありました

こんなさびしい

こんなかわいそうな亡くなり方をして

この子は

虹の橋でも迷子になってはいないでしょうか
こんな悲しい子がこの世からいなくなることを祈って
「完全室内飼」 「逃走防止」をブログで再度呼びかけました。

【幸せになるための準備】

10月の譲渡会に、片目のワンコが参加しました。
名前はリンダちゃん。

とても大人しくて可愛い子です。

リンダちゃんは保健所に収容された時から
目の様子がおかしかったので、引き出しました。

病気や怪我のある子は里親が見つかりにくく
譲渡先のない子は「処分」されます。

それがわかっているので、
当会ではあえて優先的に引き出しているのです。

もちろん多額の治療費がかかります。

怯えている子は手もかかりますが、
時間をかけてゆっくり慣れさせる忍耐の日々です。

リンダちゃんの病名は
緑内障でした。
既に視力は失われ、眼圧が高くなり吐出しています。

痛みが出ているだろうということで眼球摘出手術を受け
その傷も綺麗にふさがった頃に
譲渡会に参加したのでした。

そんな日々を乗り越えて
里親を名乗り出る家族に巡り会えました。

animallifesaver-201225-3.jpg トライアルに出発

とても大事にされて
元保護犬の先住犬とも仲良くなり
幸せだと報告をもらっています。

animallifesaver-201225-4.jpg 先住犬と仲良し


<ご支援くださっているみなさまへ>
令和2年4月から保健所機能が福岡県へ移管されました。
長く当会と協働してきた大牟田市動物管理センターは廃止されました。

移管直後の4月
誰からの迎えの来ない老犬が2頭
HPに載ることもなく、ボランティアに連絡があることもなく
ひっそりと殺処分になりました。
それを偶然に知ったことで、救えなかった自分たちを責める日々が続きました。

その後、保健所に収容された動物たちが次々にHPに掲載されました。
多団体とも連絡を取り合い、その命を救い続けています。

収容される動物は警察から持ち込まれる子も多く居ます。
警察に持ち込むことも保健所に持ち込むことと変わりなく
処分されてしまうことを意味します。

迷子や遺棄の可能性があって、保護できる子は是発見した時、
その子の命を最優先にできる限りのことをしてあげてほしいと
お願いしています。

「保健所に収容されてしまった悲しい命を救う」

その誰にでもできないことは
アニマルライフセーバーがやっているのですから。





「アニマルライフセーバー」
https://ameblo.jp/omuta-animal/
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