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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2021年07月07日

「NPO法人 おおさかねこ倶楽部」さまの活動レポート(2020年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所: 南大阪一円

おおさかねこ倶楽部の活動目的は、野良猫(飼い主のいない猫)を、減らしていくことです。

不妊手術をした後は、ウイルス検査・ワクチン・ノミダニ駆除した後、堺市内にある小さなシエルターに保護し、里親さんを探していきます。
人馴れしていない子も多いですがメンバーさんがオモチャやチュールで根気よく家猫修行をしてくれます。

毎月開催している里親譲渡会・ネットで里親探しをしています。
4月から今までで17匹の猫の家族が見つかりました。

コロナの関係でしばらくお休みしていた猫の譲渡会を6月14日(日)に開催しました。
今回は子猫だけの譲渡会で、たくさんの来場者が来られました。一組15分の入れ替え制で慌ただしくみていただきましたが、15匹の参加猫のなかで、12匹のトライアルが決まりました。

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又、おおさかねこ倶楽部が運営している保護猫カフエでも、里親さんの出会いがあります。小さなシエルターは常に120匹ほどの猫がいるため、頑張って里親探しをしていますが、保護依頼がほぼ毎日のようにあるため、お断りせざるを得ないことも多く、つらい思いをします。
最近では高齢の方が亡くなり、ヘルパーさんから引き取りを頼まれることが多いです、その中で飼い主の高齢男性が亡くなり、家族が男性の飼っていた猫を外に出してしまい、ヘルパーさんが泣きながら保護を頼んでこられました。
ちょうど寒くなりかけた頃で、お迎えにいきました。

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たまおくんという、8歳の男の子で検査の結果エイズ陽性でした。シエルターに来た頃はずっと泣き続け、お隣から苦情が来ました。1年半ほどシエルターで暮らしていましたが、先日たまお君に思いがけず里親のお申し出がありました。ご自分が若くないので、高齢の猫を探していたといっていただき、トライアルののち、正式譲渡にしていただきました。高齢の猫の里親探しは難しいですが、諦めずに頑張っていこうと思いを新たにしました。

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また先日、車を運転中に交通事故にあったばかりの猫と遭遇しました。状況から覚悟をして、外科手術に定評のある動物病院に運びました。
車とぶつかった際、下顎がはがれていたそうですが、先生の手術・処置・リハビリにより
1か月半後に退院、現在は普通に生活できるようになり、奇跡のように思います。幸運なこの子は「さっちゃん」と名つけ、絶賛里親さん募集中です。(2020年6月15日現在)

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今は子猫の遺棄シーズンで保護が間に合わず、つらい思いをすることが多いですが、1匹でも幸せになって欲しいと思うメンバーさんたちと、これからも頑張っていきます。

 高齢の女性がおうちの周りの猫たちを、不妊手術をしてご飯をあげておられましたが、4月中旬に急死されました。ご飯を貰えなくなった猫たちが、おうちの周りを泣きながら徘徊する ようになり、おおさかねこ倶楽部で、全部で6匹保護しました。全部耳カットされていて、その上とても懐こい子たちで、故人が可愛がってお世話されていたことが感じられました。みんなかなりの高齢猫さんばかりですが、諦めずに終の棲家を探してあげたいです。


<ご支援くださっているみなさまへ>

ご支援をいただいてるみなさまへ、心からお礼申し上げます。
辛いことの多い活動ですがご支援してくださるみなさまのおかげで活動を続けていけることに感謝いたします。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。



「NPO法人 おおさかねこ倶楽部」
http://www.osakanekoclub.com/
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