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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2021年06月30日

「特定非営利活動法人東京キャットガーディアン」さまの活動レポート(2020年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:大塚シェルター(保護猫カフェ)・第一シェルター・大塚ケアシェルター・立川ケアシェルター・四谷猫付きシェアハウス

行き場のない猫達をシェルターで引き受けて、必要な医療を付属の動物病院で行い、体調メンタル共に整えてから保護猫カフェで適正な飼育者に譲渡する活動をしています。
2020年3月~2020年6月末日の期間中の譲渡数は176頭です。(6月は譲渡数102頭で、単月では団体開始以来最多となりました)

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譲渡事業以外の保護猫カフェの運営は、新型コロナ感染拡大防止に力を入れて、入り口での手洗い・消毒・諸注意などを徹底して行いました。
「猫カフェスクール」「猫と人の終活勉強会」「猫付きマンション・シェアハウス勉強会」「猫シェルター見学ツアー」「ネコ活ぷち」など、各種勉強会やセミナーは、参加人数を5名までにして開催。

猫の過剰繁殖抑制のための不妊去勢手術専門病院「そとねこ病院」を運営しています。
シェルターのある豊島区を中心に、地域猫ボランティアさん達と連携をして、各地区ごとに管理者を作り、手術だけでなく継続的な管理が行えるようにした結果、繁殖をほとんど押さえ込めている地域を作ることに成功しています。ただ、問題の残っている地区からの猫達の流入などまだ課題は続いています。

犬猫の里親を探している方と里親になりたい方のマッチングサイト「いつでも里親募集中」は、月間PV350万を超えるサイトとしてご活用いただけるようになりました。昨年の運営引き継ぎから、当団体スタッフできめ細かくメンテナンスとご利用者さん対応を続けています。全国の犬猫の行き場を作ることに今後も力を入れていきます。

新型コロナの影響と思われる経済崩壊理由の動物のご相談が急増しました。急遽、豊島区および東京都の救済措置や生活保障などの精査、民間支援団体などへの連絡をすることとなりました。
職を失ってしまった方、アパートを追い出された方など、いずれも伴侶動物の飼育を続けていくことが困難になってのご相談です。常日頃感じていることですが「人が余裕をもって暮らせることが犬猫の幸せに直結している」と痛感します。

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飼い主様の万一に備える「ねこのゆめ~成猫のお引き取りと再譲渡事業~」は、新型コロナの影響で「積立金を一旦解約して生活費に」とお申し出いただく方が出る一方で、「この先何があるかわからないので、積み立てを開始します」と新規のお申し込みをしてくださる方が多く、ご高齢者以外の新規契約が増えました。
実際にお引き受けした猫達も、次々里親様が決まり、シェルターは今後の受け入れにも今の所余裕があります。

無料の動物電話相談「わんにゃん110番」の運営は、毎月のご相談数が500件を超えるようになりました。
深刻なケースが一定数ある中で、若干のアドバイスやヒヤリングなどで解決するケースも大変多く、やはり専任で相談できる窓口は必要だと痛感します。ご相談数が増えていく中で、電話の集中する時間帯の対応や夜間のスタッフシフトなど、課題も多いですが取り組み続けていきます。

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<ご支援くださっているみなさまへ>

いつもお力添え頂きましてありがとうございます。
新型コロナの影響下の元、保護猫カフェの運営は大変厳しいものとなりました。
入り口での手洗い・消毒・諸注意などを徹底して行い、セミナー・勉強会などは参加人数制限をしての開催を続けています。
ご寄付や支援物資でたくさんの方々に支えていただきました。引き続き全力で保護・譲渡活動を行なっていきます。




「特定非営利活動法人東京キャットガーディアン」
https://tokyocatguardian.org/
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