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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2020年08月31日

「特定非営利活動法人C.O.N」さまの活動レポート(2019年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所: 尼崎市

毎月一回開催している猫の譲渡会へ、「猫を保護したけれど、飼ってくれる人をどうやって見つけたらいいですか?」という相談も舞い込むようになり、里親探し初心者の方のサポートも行っています。

1匹の猫を保護するということは並大抵のことではありません。自分の生活環境や金銭的なこと、保護した後の不安...。色々なハードルを乗り越えて「保護しよう!」と決断した勇気に報いるため、「あの時、頑張って保護して良かった」と感じてもらうため、そして何より1匹の猫が幸せになってもらうために、こちらでできることは協力していきたいと考えています。

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ガリガリのお母さん猫と暑さで衰弱している2匹の子猫

あるエピソードを紹介したいと思います。
真夏に肉球を火傷しながら、草むらに身を隠し子育てをするガリガリの黒猫母さんと2匹の子猫を保護した方がいました。
「保護したもののどうしたらいいの・・・」
途方に暮れている中、C.O.Nが行う「ねこの教室」を見つけてくださったそうです。

そこから譲渡会に参加してもらいました。猫たちは時々声は掛かるものの条件が合わず約7ヶ月。
子猫(とは言えないくらいの大きさになっていましたが)2匹一緒にと希望してくださる女性が現れました。「諦めずに待った甲斐があった」と思える良縁です!

保護主さんにとっては初めてのお届けです。緊張気味の保護主さんと一緒に向かい、順調なトライアルを経て正式譲渡となりました。
正式譲渡の直前には『命名式』の写真まで送っていただきました!

猫たちに新しい名前ができました!
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その後1才の盛大なお誕生日のお祝いなど、毎月たくさんの写真を送ってくれます。
その数ヶ月後に、里親さんはご結婚され、旦那さんも2匹をものすごく可愛がってくれています。

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兄弟いっしょの1歳のお誕生日

現在、保護主さんは母猫の里親探しだけでなく、TNRにも取り組み始めています。
あの時の保護主さんの勇気が幸せという形で報われて、また別の勇気を生み出しています。
可哀想な猫に新しい家族が見つかることは私たちの幸せです。
「猫の譲渡会」「猫の教室」を通じて、「猫のために」と行動してくださる人が一人、二人と増えていくことが、大きな励みになっています。
1匹の猫の幸せは、次の猫への幸せに繋がります。その幸せが次々と連鎖していって「助けを待つ猫」のいない世の中になって欲しいと思っています。

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ねこの教室「保護猫の里親探し編」


<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもご支援をいただき本当にありがとうございます。皆様からのご支援のおかげで、猫の譲渡会を開催したり、不幸な猫を救うための活動ができています。

世の中にいる猫の数は、私たちが直接出会い手を差しのべられる数よりも圧倒的に多いです。どこかで誰かが助けを待つ猫に出会った時に「助けたい」「この子を幸せにしたい」という気持ちを色々な形でサポートしながら、猫だすけの輪を広げていきたいと思っています。これからも猫たちのためどうぞ宜しくお願い致します。




「特定非営利活動法人C.O.N」
https://ameblo.jp/cat-operation-net/
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