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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2020年09月03日

「さいごまで家族の会」さまの活動レポート(2019年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所: 福島県伊達市

イングリッシュセッターのホリーとラブラドールレトリバーのルチルが相次いで虹の橋に向かい旅立ってしまいました。
ふたりとも残念ながらご縁が無く、里親さんの元に送り届けることができませんでしたが、精いっぱい生きてくれたと思います。ご寄付で治療ができました。またおいしくて栄養のある食事を食べたいだけ食べさせることができました。皆様の応援がなければできなかったことです。
心からお礼を申し上げます。

当会に来てからホリーが7年半、ルチルが1年半の生涯でした。
2012年2月から保護してきたイングリッシュセッターのホリーには、2017年ぐらいから尿崩症が疑われる症状が出始めました。しかし尿崩症の原因は多岐にわたるため、診断も難しいので血液検査で数値の悪かった肝臓のお薬を飲むことで対応することになりました。

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イングリッシュセッターのホリー。走るととっても早いのですが、散歩では隣をゆっくり歩きます。

2018年夏から保護していたルチルは、同じラブラドールレトリバーのクリードと一緒に福島県動物愛護センターから来ました。

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手前がルチル、向こう側がクリードです。(クリードは、今も元気です。)

2頭とも体中に腫瘍があり、また外耳炎もひどく当初より薬が欠かせませんでした。ルチルの腫瘍は背骨にしっかりとくっついていたので、昨年4月に別の動物病院でセカンドオピニオンをしていただいた時も、やはり治療は手術しかないとのこと...。けれど、ルチルの年齢と腫瘍のくっつき具合によっては、危険な手術になることを伝えられ、無理をしないことに決めました。その後、かかりつけの獣医さんの所に戻り、分子標的薬(パラディ)で治療を行っていました。

が、ルチルは昨年の初夏くらいから後ろ足の踏ん張りがきかなくなり、年末にはホリーに続いて寝たきりに・・・。食事も取れなくなってきました。
そして、毎日の点滴と食べられるときにおやつをあげるという日々でしたが、1月29日にホリー、二日後の31日にルチルが旅立ちました。

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他にもまだまだ里親さんを待つ犬や猫がおりますので、私たちは活動を続けていかなくてはなりません。彼らのこれからが少しでも幸せであるよう、日々頑張りたいと思います。
保健所、愛護センターから犬や猫をもらおうとすると、ペットショップで買うような子犬や純血書ではなく、年を取っていたり、気づけなかった病気があったり、思ったより大きかったり...などということがあります。しかし、彼らが幸せになることで、私たち人間も多くの安らぎを得られるのは同じです。
一人でも多くの方が、飼い主のいない犬猫を家族に迎えてくださることを心から願っています。

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ご支援と応援をしていただき、どうもありがとうございました。(2頭より・・・)


<ご支援くださっているみなさまへ>
皆様からの温かいご支援に感謝を申し上げます。
おかげさまで保護した犬猫達に必要な医療を受けさせることができ、毎日お腹いっぱいに食べさせてあげることができています。これからも里親さんにご縁をつなげられるよう、またご縁がつながらなかった子たちにも安心して生きていける場所を与えてあげられるよう活動してまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



「さいごまで家族の会」
http://saigomadekazoku.tobiiro.jp/  
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