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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2019年02月05日

「Perro Dogs Home(ペロ・ドッグズ・ホーム)」さまの活動レポート(2018年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:東京都・神奈川県およびその隣接県

10月27日、Perro Dogs Home「秋の運動会」を開催しました。
運動会と銘打ってさまざまなゲームをおこないますが、実際には当会の卒業犬(飼い主様に譲渡された保護犬)を中心とするオフ会です。
当会が犬の保護活動を開始した2007年にはじめての「運動会」を開催しました。初年度には2回開催しましたが、その後は秋にのみ年1回開催となりました。
雨天で中止された年がありましたので、今年で12回目の開催となります。

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今年の「運動会」の集合写真。50頭を超える犬が参加した。

保護譲渡活動のかたわら運動会を準備するスタッフの負担は決して小さくありません。雨で開催順延になったときなど、正直、音をあげそうになることもあります。
それでもここまで続けてこられたのはやはり、会場で自分たちが送り出した保護犬と再会し、その飼い主様ご家族との幸せそうなコラボレーションを見るのが最大限に嬉しいからです。なにか深いところで自分たちの活動が報われた気さえします。

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「運動会」のゲームのひとこま。

保護活動をはじめたばかりのころには想像もできませんでしたが、最近、運動会の常連だった卒業犬が歯が欠けたように姿を見せなくなることが増えました。私たちの活動が年を重ねるごとに、虹の橋を渡ったり、高齢あるいは病で参加できなくなる子が多くなったのです。
淋しい気持ちに襲われる一方、これが命あるものを保護譲渡する活動なのだと、あらためてその重さを噛みしめています。
そして、私たちが譲渡した保護犬たちが新しい最愛の家族のもとで幸せに旅立っていくことができたのを深く感謝せざるをえません。

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10年前の2008年に開催された「運動会」で。このなかの多くの犬が虹の橋を渡った。

当会も設立から10年以上が経ち、スタッフも加齢し、あるいは仕事や家庭の環境が変化するなどして、以前のように多数の犬を救援することは難しくなりました。しかし、数はともかくその質においては、以前にも増して高いものをめざすつもりでいます。


<ご支援くださっているみなさまへ>
皆さまのご支援がいかに私たちの支えになっているかということについては、いくら言葉を尽くしても足りないと思います。
医療費ひとつとってもそうです。しかしこれは単に物質的・経済的な話にとどまるものではありません。
私たちがぜひともお伝えしたいのは、誰かが後押しをしてくれているのだという感触が、なによりも私たちの活動の励みになっているという事実です。

日常的な買い物の際に、犬や猫の救援活動に心を留めていただき、労をいとわずわざわざご支援の手を差し伸べてくださる多数の方々の存在に、私たちは強く励まされます。その静かな後押しのご意思に私たちは全力でこたえるよう努力したいと思います。
ありがとうございました。



「Perro Dogs Home(ペロ・ドッグズ・ホーム)」
www.perro-dogshome.com/
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