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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2018年07月04日

「さいごまで家族の会」さまの活動レポート(2017-18後期)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:福島県伊達市

たくさんのご支援をいただき、ありがとうございます。
今回も里親さんが見つかった犬をご紹介します。

黒ラブのナナ、推定年齢11歳。
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保護中のナナ。
前の飼い主さんは男性だったからか、男の人や背の高い女性が大好きです。

ナナは、飼い主さんが重い病気にかかり、家族のだれ一人として世話ができないと保健所に連れて来られた子でした。
通常なら、即日殺処分だったのですが、実は、ナナが保健所に入れられることを事前にかかりつけの獣医さんより情報をいただいていて、当会で保健所に手をまわしていました。
そして、1泊だけ保健所のお世話になり翌日の夜にやってきたナナ。その時のナナは、ものすごく太っていて不健康な状態。ナナを散歩に連れていけない家族が、ナナが吠えるたびに食パンを与えていたのだそうです。

そして、当会で保護してから早5年が経ち、このまま保護犬として一生を終えるかと思っていたのですが・・・。
なんと熱烈なラブコールをいただきまして、今年3月3日のひな祭りの日に男の子3人兄弟のお家の子になりました。
お母さんとおばあちゃん以外は全員男性という、ナナにとっては、願っても無い里親さんが現れたのです。

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一番上のお兄ちゃん(10歳)とナナ。
お兄ちゃんは、毎朝5時半に起きてナナのお世話をしてくれています。

11歳という犬の年齢について、子供さんたちはお父さんとお母さんからきちんと教えてもらっていたようです。
トライアルを始めてもらう日、「(人間なら)80歳のおばあちゃんなんだよねっ!」と、うれしそうに言っていました。そんなおばあちゃんナナを「可愛い、かわいい。」と里親さんご家族は言ってくださっています。
初めてナナと会った日からずっとです。

ナナはすでに家族の中心・・・。

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二番目のおにいちゃんと末っ子ちゃんとナナ。

お家の中でみんなと遊んだり・・・、

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もらわれてすぐ、近くの公園の小川に遊びに出かけました。大好きなお父さんと・・・。

家族で川遊びに出かけたり・・・と、里親さんとナナは週末、アウトドアを楽しんでいる様子です。
「ナナのいない生活は、考えられない。」とも言ってくださっています。

大型犬を保護することは、場所の広さやフードの量が小型犬とは格段に違います。
病気になれば、医療費も何倍も多くかかります。でも、ナナを助けてよかったと本当に思っています。
今回ご紹介したナナの里親さん家族のように、里親さんたちの笑顔と、もらっていただいた犬や猫の幸せそうな顔が私たちの活動の一番の支えです。


<ご支援くださっているみなさまへ>

いつも温かいご支援を頂戴いたしまして、本当にありがとうございます。
皆様からのご支援のおかげでひとつひとつの命を救うことができると日々感じています。
ナナのようなシニア(老犬猫)や、体や心にハンデを持っている犬猫たちを優しい里親さんの元に届けられるように頑張っていきますので、これからもどうか応援をよろしくお願いいたします。



「さいごまで家族の会」
http://saigomadekazoku.tobiiro.jp/
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