[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

みにゃさまこんにちは。フェリシモ猫部スタッフです。
フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口１００円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体のひとつ「相模どうぶつ愛護の会」さまより活動レポートが届きました。

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(実施場所：秦野市内全域、厚木市、平塚市、綾瀬市)

■エピソードは特にございません。
この度、広報はだの紙（9月1日号）に当会が取り組む、動物問題を「市民・地域力」として 大きく取り上げて下さったことは、少なからず動物に対する市民の意識・認識改革となったと思います。


平成26年9月２１日、早朝、市民からの通報で現地へ出向いた時、自動販売機の中から鳴き声がするとばかり思い探しましたが、 まさか、赤丸で囲った蛍光灯の箱に入れられているとは予想もしませんでした。
箱の中にはビニル袋があり、その中に4匹の乳飲み子が入れられていました。
既に2匹は冷たくなっていて、この2匹の内の男の子が大きな声で鳴いていたので、見過ごされずに助かりました。


左：メス / 右：オス
小さな、小さな命。男の子は１１０ｇ。女の子は７０ｇでした。
11月16日現在、１ｋｇに育ち、元気に、自分より数十倍大きな保護犬とも仲良く遊んでおります。
里親さん募集中です。


左：保護当初の写真 / 右：里親様に出た時の写真
捨て猫の末路は、哀れなものです。長い期間野良猫となった仔は、必ずと言って、心身にリスクが残ります。
この仔は左眼球摘出手術を受け、姉妹である茶トラは人を極度に警戒し、人を信じなくなって警戒心もあります。
でも、こんな子だからと「大丈夫だよ。」と言って、家族の一員ににしてくださいました。


●今後の展望
引き続き「飼い主のいない猫」対策に取り組みますが、猫に対する考え方は様々で、猫に不妊化手術を施し、 地域住民の合意の下に管理し、「地域猫」対策として、地域住民の合意を得ることは容易ではありません。
不幸な命、糞尿などの苦情と猫の引き取件数を減らすための努力をするために、官民あげてのシステムづくりと モデル地域の確立が急がれるところであるため、秦野市議会議員との話合いと協力を仰ぎ、猫問題も、 新しい公共事業という認識の上に立って、街づくりの一環として対応できるシステムづくりを行政にお願いしてゆこうと考えています。

TNR活動を引き続き行いました。合計８２頭
●５月　１６頭（南矢名５、下大槻団地５、渋沢１、寺山２、東田原１、伊勢原１、文京町１）
▼里親探し保護数１２頭　　譲渡数３頭
●６月　１５頭（文京町２、伊勢原２、南矢名７、北矢名１、渋沢１、東田原１、清川村１）
▼里親探し保護数１５頭　　譲渡数１３頭
●７月 ９頭（厚木市５、平塚市３、下大槻団地１）
▼里親探し保護数４頭　譲渡数５頭
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ●８月　９頭（栄町１、千村２、南矢名１、下大槻団地１、厚木市４）
▼里親探し保護数４頭　譲渡数４頭
●９月　１１頭（下大槻団地３、堀山下２、松原町１、東田原１、鶴巻１、河原町３）
▼里親探し保護数７頭　譲渡数５頭
●１０月　２２頭（栄町２、堀山下２、南矢名１、鶴巻１、東田原２、平沢１、くずは９、下大槻団地２、曾屋２）
▼里親探し保護数１０頭　譲渡数６頭
■「仔猫保護数５２頭（内・死亡３）新飼主へ譲渡数３９頭、 残り１０匹）」


＜ご支援くださっているみなさまへ＞

資金を捻出するにもかなりのエネルギーを要します。
この度も高額な支援金によって窮地を救っていただきました事、心より御礼を申し上げます。
企業である以上利益追求は不可欠と考えますが、利潤目的のみでは、失うものも出てくると思います。
この活動の先駆者・広井達太郎や新渡戸稲造の言葉を思い出します。
「どんなに世の中が便利になっても、道徳心は忘れてはならない」と。
フェリシモ基金事務局様が現在、企業の社会的責任としてボランティア団体へご支援に取り組まれている事は、 ひいては、フェリシモ基金事務局様の発展につながるものと思います。
活動する者に当たっては、資金は必要不可欠でありますので、このご支援は、私達には大変助かっておりますと同時に、 ご支援いただいた私たちも責任は重大です。
地域社会に還元する活動に邁進してゆかなければと思っております。
ありがとうございます。

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「相模どうぶつ愛護の会」
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