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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2021年08月23日

「湘南ねこの会」さまの活動レポート(2020年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:神奈川県平塚市とその近隣市町村

この期間は、この時期には珍しく子猫の保護が多く、どれも、ノラ猫が産んだ子猫でした。併せて親猫の不妊手術も行いました。子猫は順調に里親さんが見つかりました。
神奈川県でも都市部では、飼い猫の不妊・去勢手術が普及して、捨て猫は、余り見かけなくなりました。でも、依然としてノラ猫は多いです。ノラ猫でも、不妊・去勢手術を、と考える人も増えてきましたが、手術代を誰が負担するのか、という話になると、皆、消極的になってしまいます。
この問題を何とか、解決したいです。

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同じ場所で保護された子猫たちです。それぞれの母猫は、時間は掛かりましたが、不妊手術をすることができました。地域住民のご協力が得られて、助かりました。

11月28日に、22歳の保護猫ちびちゃんが亡くなりました。飼い主さんと死別して、同い年のチャーくんと一緒に、湘南ねこの会に来たのが2018年10月30日でした。
年の割には元気な子たちでしたが、それなりに医療費もかさみ、コロナ禍でフリマも開催できず、一時は財政危機に陥りましたが、自分たちで皮下点滴をして、医療費を節約したり、支援者の皆様に助けられて、ここまでやってこられました。
ちびちゃんは、少しずつ下降線をたどり、それでも、これは危ないという状態になったのは、亡くなる3日前でした。病院に連れて行っても、もう、年齢が年齢だから、と言われてしまいました。
会のメンバー2人に見守られて、眠るように息を引き取りました。
葬儀には、ご自身の病気のため、2匹を引き取ることができなかった、亡くなった飼い主さんの妹さんも来てくださって、見送ることができました。
できることはやったので、後悔はありません。
でも、ちびちゃんは、天国で飼い主さんと再会して、何と報告しているのでしょうか?ちょっと気になるところです。

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22歳の天寿を全うして、安らかに旅立ったちびちゃんです。


<ご支援くださっているみなさまへ>

今年は新型コロナウィルス感染症のため、フリマやイベントができなくなるという事態が起き、収入が大変少なくなってしまいました。
でも、支援者様のご厚意で、寄付が普段より多く集まったり、お店が募金箱を置きましょう、と申し出てくださったりして、何とか財政危機を乗り越えることができました。保護猫にも十分なことがしてあげられました。皆様の優しさを身に染みて感じた年になりました。
皆様のご厚意を無駄にしないように、不幸な猫が1匹でも減るように活動していきたいと思います。




「湘南ねこの会」
https://shonan-nekonokai.com/
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