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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2021年08月31日

「地域猫啓発団体ねこ☆にゃらーず」さまの活動レポート(2020年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:愛媛県松山市近郊

2020年12月初めに
「近所で猫に餌をやる人が居て猫が増えて困ってる」
と言う相談を受けTNRを依頼されました。

TNRの依頼を受ける場合、依頼者に以下3つの条件を守れる場合のみ当方は依頼や相談を受け付けています。

① 手術費用の負担
② リリース後にその猫達の世話や管理を行っていく事(給仕、排泄物の処理等)
③ 近所への広報告知

動物ボランティアというものを誤解されてる方が多く
「猫ボラなんだから全部そちらでやって」 「費用は行政やボラ持ちが当然なのでは?」
「全部そちらで引き取って欲しい」
といった無茶振りする方も半数程います...

相談者、依頼者はお客様ではありません。「当事者」です。
当事者意識を持って依頼をお願いします。

現場には7匹居てまずは固体識別するため観察と餌付けと捕獲者と捕獲器に慣れる作業から行いました。野良猫は複数の餌場を持っていることが多く捕獲器に臭いの強い餌を入れて待てば捕まるというほど単純ではありません。
餌付けと餌をやる人に慣れさす作業が成功率をあげます。

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縞パステルミケ

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白クリーム

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黒多め白点ふたつ

どの固体も若く健康状態も良かったので術後経過観察をしてリリースしました。

残り4匹オスは来年の仕事となりましたが、メスを先に手術を終えると安心感が違います。

一年の中で2月が猫の発情のピークです。できればこの時期より先に不妊手術を終了させてください。
行政による猫の殺処分内訳のうち子猫が8割です。

不妊手術を行えば子猫の殺処分数は減らせます。

もし外の猫にご飯をあげてるなら早めの不妊手術を決断して下さい。
後回しにするほど大変な事になります。



<ご支援くださっているみなさまへ>

いつもたくさんのご支援を賜り心より感謝申し上げます。
コロナ禍の影響で譲渡や保護猫カフェの状況はあまり芳しくありませんが、これからも小さな活動を続けてまいりたいと思いますので引き続きご支援ご協力を宜しくお願いいたします。




「地域猫啓発団体ねこ☆にゃらーず」
https://neko.localinfo.jp (猫カフェホームページ)
http://blog.goo.ne.jp/neko-nyarazu(ブログ)

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