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[猫ブログ] いろいろな連載と、ときどきお知らせ。

わんにゃん支援活動

2025年02月10日

「猫里親さん募集!にゃんこ組」さまの活動レポート(2023年度)

フェリシモ猫グッズの販売額の一部である「フェリシモの猫基金」、フェリシモメリーポイントの「動物たちの保護と飼い主探し支援」、 毎月ひと口100円「フェリシモわんにゃん基金」等でみにゃさまからご支援をいただいている団体さまの活動レポートです。

実施場所:宮城県

今日は「エオンくん」のお話をさせていただきます。2017年9月に保護されたエオンくん。首に大きな傷を負っていました。

病院へ向かう車内でずっと「エオーーーン!エオーーーン」と鳴いていたので「エオン」と命名。
首の治療、去勢やワクチン接種、ウィルス検査等を終え里親募集を開始しました。
他の保護猫たちや我が家の飼い犬とも仲が良く、人間のことも大好きで、お掃除ボランティアさんがくると大喜びでした。

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なかなかいいご縁に繋がらず保護生活が続くうちに、難治性口内炎になり、さらには重度の貧血、腎臓病と、次々に病気がエオンを襲いました。それでもエオンはいつも陽気で、穏やかで、病院でも人気者でした。口内炎の影響で首をひっかくようになり、にゃんこ組の里親さんが何枚もエオンサイズで首をカバーするお洋服を作ってくれました。

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病気のこともあり、里親募集はストップし、にゃんこ組のもとお世話をしていくとこになり、そのことはこれで良かったのか未だ悩ましい点ではありますが、晩年は穏やかに過ごせたので、これで良かったと思うようにしています。

2024年5月30日、エオンは静かに旅立ちました。いつも過ごしている部屋でいつも一緒に過ごした猫たちがいる中で、私も看取ることができました。

1匹の猫を保護したら、時にその子の最後まで付き合うことになります。
保護したすべての猫たちが1匹残らず里親さんの元へ行けるわけではありません。エオンのように病気だったり、とにかくビビリだったり、様々な原因があります。
皆さんも、ご自身が保護したり、譲渡されたりして迎えた猫が、病気になったり、思い切りやんちゃだったり、想像と違う!と思うことも多々あると思います。それでも、一緒に生活していれば、どんな理由があっても手放そうとは思わないですよね。
どの子も必ず年をとるし、決して楽しいだけではありません。悲しいことも苦しいこともあります。それでも最後の時まで寄り添ってください。

私たちのもとにも引き取りの相談がきます。引き取りの相談は、その猫のことを考えると聞くのも辛いものです。
家族に迎えたからにはどうぞ最後まで一緒に過ごしてください。


<ご支援くださっているみなさまへ>
いつもご支援ありがとうございます。皆さんのおかげでエオンをはじめ、保護猫たちに必要な医療をかけることができています。
にゃんこ組はほぼ毎日instagramで活動の様子や保護猫たちの日常を投稿しています。ぜひ覗いてみてください!



「猫里親さん募集!にゃんこ組」
https://nyankogumi.jimdo.com
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